大韓航空は29日、「堅実な成長と生産性向上を通じたグローバル経済力強化と、業界トップの航空会社としての飛躍を実現する」という来年度の経営方針を発表した。来年度の経営目標として売上高8兆3000億ウォン、営業利益5600億ウォン、経常利益1800億ウォンをそれぞれ設定した。
 投資額は今年の7100億ウォンから23%多い8800億ウォンを計画しており、ボーイングB747貨物機2機とボーイングB777旅客機1機の合計3機を新規導入する予定だ。また、▼絶対安全運航体制を堅持▼新たな成長市場の開拓で堅実な成長を実現▼生産性向上を通じた収益構造の改善▼グローバルサービス競争力の増大▼中長期ビジョン達成のための組織基盤の構築――などを事業運営戦略と重点推進課題として設定した。

 同社の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長は、年初に発表する新年のあいさつを通じ「コストを10%節減し、売り上げと生産性を10%向上させる『10-10-10運動』をさらに拡大していく。大胆な投資と事業拡張を通じ成長を伴う収益性の拡大にベストを尽くしていく方針」だと明らかにした。


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