関税庁は28日、年初から11月までに598億ドルを記録したエネルギー輸入額が12月の予想分を考慮すると年間で660億ドルを超える見通しだと明らかにした。これは過去最高となった昨年の496億ドルに比べ33%多い水準。
 11月までのエネルギー輸入額は、韓国輸入額全体の25.2%を占めた。この割合は昨年同期に比べ3.4ポイント拡大した。輸入量が2億1300万トンで昨年とほぼ変わらないにもかかわらず輸入額が急増したのは、原油高を受けすべての種類のエネルギー輸入単価が大きく上昇したため。特に原油の輸入単価は1バレル当たり50ドルと昨年の36ドルに比べ40%急騰した影響が大きい。

 種類別輸入動向をみると、原油輸入額は386億1000万ドルで、昨年同期の270億8000万ドルに比べ42.6%増加した。石炭は輸入単価が28.0%上昇し輸入額は40億1000万ドルから50億1000万ドルに25.0%増加し、輸入単価が27.0%上昇したガスも69億6000万ドルから90億2000万ドルに29.5%増加した。


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