ソウル大学は12日午前に記者会見を開き、黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大学教授の幹細胞研究の結果を再検証するとし、具体的な方法と今後の計画を明らかにした。
 再検証は校内の専門家を中心として設置する調査委員会が行う。調査範囲は原則的に委員会が決定するが、サイエンス誌の論文補足資料のデータに関し提起されていた写真の重複やDNA指紋資料などの真相把握が優先される見通し。実験ノートやデータなどの資料分析と、研究員とのインタビューによる調査結果に応じ、次段階の調査内容を決定する予定だ。調査日程も段階的に決定される。委員会の活動と内容は対外秘を原則とするが、場合により中間結果報告を公開する方針。また、米ピッツバーグ大学との協力調査問題も考慮するという。

 ソウル大学は「黄教授の要請を受け入れ、研究に対し指摘されていた問題点などの真相を把握するため、調査委員会を構成することを決めた。今後も研究の真実性を守るため、まい進していく」と述べた。



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