公共機関の地方移転先となる中枢都市の選定作業が、来月15日までに完了する。政府は30日、11の市・道の副市長、副知事が出席する中、政府対策班拡大会議を開き、今後の方針を確認した。
 立地選定過程などが模範的な市・道に対しては今後の中枢都市建設の際、行政・財政面で積極的に支援するが、15日までに立地選定できなかった地域には支援を減らすなど差をつける方針も明らかにした。現在、中枢都市の選定がおおむね済んでいるのは全羅北道、慶尚南道、光州市、全羅南道の4地域。大邱市と蔚山市は来月1日、江原道が4日、済州道が13日、釜山市、慶尚北道、忠清北道が来月中旬までに選定する予定だ。政府と各市・道は6月に、中枢都市を原則的に市・道に1つずつ建設することで合意している。

 これとともに不動産投機の予防対策として中枢都市建設予定地域を土地取引許可区域に指定するほか、不当な保障費請求が起きないよう現場に監視所を設置することにした。


Copyright 2005(c) YONHAPNEWS. All rights reserved
 0