LS産電は30日、電子タグ(RFID)分野の専門人材を新たに13人採用し、RFIDの研・開発、設計、品質、営業技術などを補強すると明らかにした。今年初めに17人だったRFID事業部の人員は1年間で約50人に大幅増員したことになる。
 同社はRFIDの量産ライン構築にも積極的な姿勢を見せている。5月から忠清南道天安市に年産10万台のIC読み取り機生産ラインや、140坪のRFID品質試験センターの運営を開始したほか、年末までに、天安工場に電子タグ量産設備を整え、来年初めから本格的に量産化する予定だ。

 さらにLS産電は、電子タグ関連の設備に今後2~3年以内に約200億ウォンを追加投資する予定だという。RFID事業部のチョン・ジュファン部長は「われわれほどRFID専門人材を確保した企業は世界でも珍しい。来年からは韓国電子通信研究院と技術協定を締結し、関連品目を独自設計して生産できる技術を確保する」と述べている。


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