2003年に金浦空港で行われた就航記念式=2003年11月30日、ソウル(聯合)
2003年に金浦空港で行われた就航記念式=2003年11月30日、ソウル(聯合)
2003年11月30日に就航した金浦空港と羽田空港を結ぶ航空シャトル便が30日に就航2周年を迎える。韓国空港公社によると、これまでの運航回数は6782回、利用者数は延べ146万4028人(1日平均2008人)で、搭乗率は平均74.4%となっている。独島問題や教科書問題などで韓日関係が冷え込む前の今年3月には、最高で90%の搭乗率を記録した。
 金浦~羽田便は仁川空港や成田空港よりも都心に近いのが特長。今年8月からは航空便を1日8便から16便に増便し、運航時間も金浦発を午前8時35分、最終便到着を午後10時20分に拡大し利用者の便宜を図った。ただ空港の利用制限時間がない仁川空港と違い、金浦空港は周辺の騒音を考慮し午後11時から午前6時まで空港を閉鎖しているため、午後10時20分到着の金浦行きに遅れが出た場合には、仁川空港へ向かうという不便さが残っている。

 韓国空港公社の関係者は「羽田空港運営主体の日本空港ビルディングと毎年会議を行い、金浦~羽田間のサービス促進と両空港の発展に努力している」と話している。


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