北朝鮮外務省の報道官は28日、朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)が軽水炉建設事業の終了を決定したことと関連し、米国へ政治、経済的な保障を要求する方針を明らかにした。
 外務省の報道官は朝鮮中央通信の記者に対して「米国は朝米基本合意文を完全に破壊し、われわれに膨大な経済的損失を負わせた。米国にこの責任を問い、政治、経済的な損失に対する保障を求める」と述べ、「北朝鮮と米国間の信頼を深める物理的な礎である軽水炉提供問題と、核計画の放棄を同時に進めようとするわれわれの要求の方がはるかに正しいということを明らかにしていく」と話した。しかし具体的な要求方法については言及を避けた。


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