黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大学教授の研究チームが、卵子提供問題後初めての週末を迎えた。35人の研究員らは26日、通常通りに出勤時間の午前6時にソウル大獣医学部内の研究室に全員が集まった。黄教授は心の整理がつき次第、研究室に戻る予定。研究員らには「しばらくは静かに休みたい」と伝えたという。ソウル大学病院側は黄教授に繰り返し世界幹細胞ハブの所長職を務めるよう要請しているが、黄教授がこれに応じる可能性は低いとされる。
 米ピッツバーグ大学のジェラルド・シャッテン教授が、「黄教授が研究を通じて得た科学的結論は今回の問題で崩れることはない」と述べたことに対して、研究チーム関係者は「シャッテン教授の言葉に対して特に話すことはない」と述べた。

 一方、卵子の提供を支援する民間団体は、同日午前現在で卵子提供の意思を明らかにした女性は680人に達したと明らかにした。午後には卵子入手問題を報じたMBCの番組「PD手帳」に抗議するネットユーザーらがMBC本館前でデモを行う予定があるなど、黄教授を支持する声は時間が経つにつれて大きくなっている。


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