米ピッツバーグ大学のジェラルド・シャッテン教授は25日、ソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)教授が行った記者会見と関連し、聯合ニュースあてに「幹細胞の研究のための卵子提供は、討論を行い、その手順も徹底して規制しなければならない」とした内容の電子メールを送った。
 シャッテン教授は、黄教授が研究を通じて得た科学的結論は今回の問題で崩れることはないとしながらも、黄教授の世界幹細胞ハブの所長職辞任などについての具体的な言及は避けた。

 これに関してワシントンタイムズは25日、「シャッテン教授が黄教授との決別を宣言したのは、非倫理的な方法で得たと思われる卵子提供疑惑が、事実だという疑いをもったため。卵子を提供した女性研究員の1人は、シャッテン教授と共に研究を行っている」と報じている。


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