留学先の米国で交通事故死したと報じられたサムスングループ李健熙(イ・ゴンヒ)会長の三女、允馨(ユンヒョン)さんの死因が自殺だったことがわかった。ニューヨークの消息筋が明らかにしたもので、允馨さんは18日夜、ニューヨーク大学近くの自宅で、首をつった状態で発見された。自殺の理由は明らかになっていないが、交際中の男性との結婚を反対されたことでひどいうつ病にかかっていたという。
 韓国人が海外で死亡した場合、遺族らは戸籍を整理するために医師の死亡所見書などを管轄地域の総領事館に提出しなければならないが、允馨さんの死亡報告はまだされていない。ニューヨーク総領事館の関係者は「死亡報告の期限は決められていないので、遺族らがいつ来るのかはわからない」と話した。

 サムスングループはこれまで、允馨さんが18日に交通事故に遭い、19日に「医学的死亡」の判定を受けたと明らかにしていた。21日には親族らにより葬儀が行われている。


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