韓国大統領府は、警察庁長の竹島訪問日程を事前に把握していたことがわかった(画像提供:wowkorea)
韓国大統領府は、警察庁長の竹島訪問日程を事前に把握していたことがわかった(画像提供:wowkorea)
日本が韓国の警察庁長による竹島(韓国名:独島)訪問を理由に、日米韓外務次官会議の共同記者会見を取りやめにしたことが物議をかもす中、青瓦台(韓国大統領府)は警察庁長の竹島訪問日程を事前に把握していたことがわかった。

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きのう(18日)韓国の新聞社「ヘラルド経済」の取材を総合すると、韓国の警察庁はことし10月末から11月までキム・チャンリョン(金昌龍)警察庁長の竹島訪問を外交部(外務省に該当)と協議し、外交部はその日程を青瓦台に知らせた。青瓦台の関係者は警察庁長の竹島訪問について「知っていたが、青瓦台と協議する事案ではない」と語った。

警察庁の関係者は「キム庁長の今回の独島訪問は、義務警察(兵役で警察の業務を補助する人)から警察官に交代した独島警備隊を激励するためのもので、ことしから実施されている現場日程の一つだ」とし「警察庁が直接青瓦台に報告はしなかったが、日程に関しては外交部と協議を進めた」と明らかにした。

外交部の関係者はこのことについて「確認できるものはない」と語った。キム庁長は今月16日に竹島を訪問した。2009年のカン・ヒラク庁長の竹島訪問以降、12年ぶりである。ことしの初めから独島警備隊は一般の警察官に交代した。

米国のウェンディ・シャーマン国務副長官と、米国を訪問中の日本の森健良 外務事務次官、韓国のチェ・ジョンゴン(崔鍾建)外務第1次官は17日(現地時間)、ワシントンで外交次官協議を行なった後、共同会見を開く予定であったが、今回のことで霧散となった。

青瓦台は今回の竹島訪問について「独島は我々の領土だ」という立場を明確にした。青瓦台の関係者は記者たちに「独島は歴史的・地理的・国際法的に明白な我々の領土であることを改めて強調する」と語った。

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