入国隔離中の日本人、ホテルの前に紙幣まき散らす=韓国(画像提供:wowkorea)
入国隔離中の日本人、ホテルの前に紙幣まき散らす=韓国(画像提供:wowkorea)
海外からの入国者隔離施設として使用されているホテルで、日本人が90万ウォン(約8万7000円)相当の紙幣をまき散らし、警察などが回収する騒動が起きた。

27日、キョンギド(京畿道)ヨンイン(龍仁)東部警察署によると、同日午前10時40分ごろ、龍仁市のホテルの13階客室に宿泊している日本人A氏が、窓の外に紙幣複数枚を投げた。

A氏が投げたお金は、5万ウォン札12枚、1万ウォン札3枚、1万円札3枚など、約90万ウォン(約8万7000円)相当だった。

A氏は、前日、日本から同僚2人と一緒に入国し、海外からの入国者の一時隔離施設として使用されているホテルに滞在しており、この日、心境が良い状態ではなく、このような行動をしたと推定された。

警察は、A氏の行為が犯罪に該当しないため、正確な理由は確認しなかった。

警察関係者は「前日、ホテル側に宿泊費も前払いするなど、入室する過程で特別な問題はなかったと把握していた」とし「一緒に入国した人からは、A氏は感情の起伏が激しい面があるという話を聞いた。紙幣はほとんど回収しホテル側に伝達した」と説明した。

ホテル側は、A氏が再び紙幣を投げる恐れがあるとみて、保管した後、退室時にA氏に返金する方針だ。

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