女優としてのハニ(EXID)の活躍を振り返ってみる(画像提供:wowkorea)
女優としてのハニ(EXID)の活躍を振り返ってみる(画像提供:wowkorea)
今回は、女優としてのハニ(EXID)の活躍を振り返ってみようと思う。

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 2012年に韓国ガールズグループ「EXID」のメンバーとしてデビューしたハニ。女優としての活動は、2020年からと最近である。だが、女優としてデビューして2年の間に特別出演を合わせて映画3作品、ドラマには9作品に出演している。女優としてオファーが絶えない彼女は作品でどのような姿を残してきたのだろうか。


 2020年に女優デビューしたハニは、いきなりウェブドラマ「XX」にて主演を務める。この作品の制作会社は「A-TEEN」や「恋愛プレイリスト」など、様々な人気作を手掛けたプレイリストだ。「XX」では、バーテンダーナナ役を演じた。ナナは学生時代に恋人と友人に裏切られた過去を持ち、その5年後バーテンダーとなったナナの元に、かつての友人であり恋人の浮気相手であったルミがバーのオーナーとして登場したことによって物語は展開していく。ヘッドバーテンダーとしての所作、かつての親友であり上司にもなったルミとの関係、そして同僚との恋模様。女優デビューにしては非常に多くのものを求められたと思うが、この作品でデビューしたとは思えないほど演技が自然であった。そんな彼女の演技に驚いたのは、私だけではないだろう。


 翌年には、ドラマ「まだ、慣れない30歳」に出演。ここではアナウンサーのイ・ランジュ役を演じた。自分の実力がなかなか評価されず後輩に先を越されていく焦り、そして思いもしなかった年下からのアプローチ。自分の年齢に心がまだ追い付かない苦しみや憤りを感じながらも、少しずつその感情を消化させ一歩前に踏み出すという役柄を表情豊かに演じていた。


 同年2021年にはドラマ「You Rise Me Up」にて、俳優ユン・シユンと共演。ユン・シユン演じるヒョンシクの初恋相手であり、泌尿器科の医師であるイ・ルダを演じた。自身の初恋相手でもあったヒョンシクとは医師と患者として再会し、さらにヒョンシクが過去の出来事から不安障害を患っていることを知り、共に治療していく。
 ハニはこのドラマで初めてラブコメディに挑戦した。さらに、刺激的な内容でありながら改めて人生について考えさせてくれるヒーリングドラマとしての作品に、ある時は果敢に、ある時は愛嬌(あいきょう)たっぷりの演技で作品に貢献した。



 そして最新作は、Coupang Playにて配信予定のドラマ「ファンタジースポット」に最近決定した。20代の女性たちが繰り広げる自由奔放な暮らしを描く。ハニは誰からも愛される会社員ヒジェ役を演じる予定で、思いがけずポッドキャストの番組に出演することになり、自分の愛や恋について改めて考え、その価値観が変化していく人物だという。
 この2年の間に多様な人物を演じてきたハニだが、次回作ではどのような演技を見せてくれるのだろうか。


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