中華ドラマ「キミだけのヒーローになりたい」1話では、ミーカーとコーレイの出会いやミーカーの救命に対する思いが描かれた。
2年前、医学生のミー・カー（マー・スーチュン）は宝石強盗事件に巻き込まれ、強盗集団に拉致されてしまう。猛虎突撃隊の隊員シン・コーレイ（バイ・ジンティン）が襲撃された宝石店に侵入し、人質たちを助けようとした。その時人質の1人が突然心筋梗塞を起こして倒れてしまう。ミーカーは強盗集団の高圧的な態度に屈せず倒れた人質を助けようと応急処置を行った。現場に潜入していたコーレイは勇敢なミーカーの態度に感心したのだった。
猛虎突撃隊が現場に突撃し強盗は皆射殺されたが、強盗集団が準備していた手榴弾がミーカーの手に握られていた。コーレイはパニック状態のミーカーをなだめると、ゆっくりと手榴弾を自分に渡すように言った。その後ミーカーは警察に連れられ完全な場所に避難したのだった。
ミーカーは自分を救ってくれたヒーローに会えずにいたが事件の時に目にしたヒーローの鋭いまなざしだけは覚えていた。
2年後、医者になったミーカーは、同級生のシュー・イエンシャン（グオ・ヤン）、チェン・タオ（チェン・ムーイー）らと応急救助訓練に参加していた。出席者の多くは修了証を手に入れ、のちに昇進するために参加していたが、ミーカーは2年前の経験から緊急事態に冷静に対処できるようにと訓練を真剣に受けようとしていた。
訓練が始まると参加者全員が副教官であるシュー・ウェンボー（チェン・ハオ）から厳しい訓練を強いられたのだった。
一方、コーレイは空中ハイジャックに対処するための模擬訓練をしていた。ミーカーはウェンボーに休暇を申請し、海外から来た神経外科専門医のシャオ・ユーハン（ワン・ヤン）に会うために病院に戻った。ミーカーは悪性腫瘍末期のため多くの医者に回復させる手段が無いと諦める事を勧められていた親友の病気を名医であるユーハンに見てもらおうと思ったのだった。
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