スイスのハーダークルム展望台で記念撮影をするチン・ソンギュ、ユ・ヘジン、ユン・ギュンサン。(画像:画面キャプチャ)
スイスのハーダークルム展望台で記念撮影をするチン・ソンギュ、ユ・ヘジン、ユン・ギュンサン。(画像:画面キャプチャ)
俳優ユ・ヘジン、チン・ソンギュ、パク・ジファン、ユン・ギュンサンがヨーロッパをキャンプして巡るリアルバラエティ「テントの外はヨーロッパ」(tvN)が8月3日(水)にスタートした。

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オープニングから、見せ方や番組ロゴまで「車輪のついた家」に似ているなと思ったら、やはり演出が同じカン・グンPDだった。つまり、カン・グンPDがトレーラーハウスからキャンプへ、韓国からヨーロッパへと手段と場所を変え、新番組を立ち上げたというわけだ。

元々、この枠で放送されていたのは「ユ・クイズ ON THE BLOCK」(以下、「ユ・クイズ」)。それが7月20日(水)の放送をもって、3か月の充電期間に入ったため(10月5日に再開)、つなぎ役として投入されたのが、この「テントの外はヨーロッパ」ということだ。

初回視聴率は3.6%を記録。これは、「ユ・クイズ」の休止前最後(7月20日)の3.3%より0.3ポイント高い数値であり、まずまずの滑り出しを見せたことになる。特に、出演者たちの抜群のコンビネーションが好評を博している。

ユ・ヘジンは、チャ・スンウォンとタッグを組む同局の「三食ごはん」シリーズでお馴染みだが、今回はメンバー最年長となり、後輩たちを引っ張っていく(?)立場に。チン・ソンギュとはソン・ジュンギ主演の映画「スペース・スウィーパーズ」で、最近映画「犯罪都市2」で注目を浴びたパク・ジファンとは映画「1987、ある闘いの真実」、「鳳梧洞(ポンオドン)戦闘」で共演したことがあるが、末っ子となるユン・ギュンサンとは初対面。

ユン・ギュンサンも「三食ごはん」シリーズに出演しているが、イ・ソジンのチームだったので、ユ・ヘジンとの絡みはなかった。それだけに今回のこの共演は不思議な巡り合わせを感じる。また、他のメンバーたちも、チン・ソンギュとユン・ギュンサンはドラマ「六龍が飛ぶ」で共演したことがあるなど、すでに顔見知りだった。

キャンプに関しては、ユ・ヘジンとユン・ギュンサンは本物のキャンパーで、パク・ジファンはキャンプマスター、チン・ソンギュは初心者という構成。ちなみに、パク・ジファンは「車輪のついた家」のスピンオフ「お貸しします 車輪のついた家」に出演している。今回のロケはことし6月に行われたというが、スイスからイタリアまで巡る8泊9日の長い旅になるので、カンPDはメンバーたちの相性を重要視し、穏やかな性格の人にオファーしたという。まさに、この4人には温和な雰囲気が漂っていた。

この日は、メンバーたちの初顔合わせや、旅初日の模様が公開された。残念ながら、パク・ジファンはスケジュールの都合で、後からの合流となったため、3人でのスイス旅からスタート。空港からは、ユ・ヘジンの運転でキャンプ場まで行き、各自テントを設営すると、ユ・ヘジンがオススメするハーダークルム展望台で美しい景色を満喫。遠くで雷が鳴ったり、雨が降ったりと天気はイマイチだったが、それも含めて楽しんでいた3人は、カップラーメンで夕飯をすませるという一日だった。

ユ・ヘジンは事あるごとに豆知識を披露し、実は雑学王であったり、一種免許を持っていて運転兵出身だという“黄金マンネ(末っ子)”ユン・ギュンサンは気さくで愛想もよく、ユ・ヘジンとは趣味嗜好も似ていたり、チン・ソンギュはユン・ギュンサンが“天使”だと表現していた通り、いつもニコニコ。ただ、全員英語が上手くないとのことで、現地の人とのコミュニケーションに難あり(?)ではあるが、スイスの壮大な自然に、ほんわかした癒し系の3人がマッチしていた。

まだ放送は始まったばかりだが、好評であれば、「車輪のついた家」がシリーズ化したように、「テントの外はヨーロッパ」もシリーズ化するかもしれない。というか、番組名を見ると分かるように、もし次がアメリカなら、「テントの外はアメリカ」といった具合に、最後の部分を変えるだけで成立する番組名なので、最初からシリーズ化を狙った制作なのではないかと思うが、考えすぎだろうか。

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