ハングルPR映像のワンシーン。さまざまな国のモデルがハングルを学んでいる(韓国文化財財団提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
ハングルPR映像のワンシーン。さまざまな国のモデルがハングルを学んでいる(韓国文化財財団提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】30日から1カ月間、東京・渋谷のビルの大型電光掲示板で「ハングル」のPR映像が放映される。 映像は30秒ほどで、韓国文化財庁と韓国文化財財団、韓国の広報活動などに取り組む誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授が「文化遺産訪問キャンペーン」の一環として共同企画した。 映像は、訓民正音(ハングルの古称)の原理などを記した解説書「訓民正音解例本」を開くところから始まり、韓国の美しい文化遺産が描かれたカードでさまざまな国のモデルがハングルを学ぶシーンへと続く。 また、米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル作品で、世界的な大ヒットとなっている韓国ドラマ「イカゲーム」に登場する丸、三角、四角のモチーフを連想させる子音を用いるなどし、子音と母音を組み合わせて構成するハングルの原理を伝える。 このハングルPR映像は、米ニューヨークで紹介した「韓服(韓国伝統衣装)」、英ロンドンでの「韓食(韓国料理)」、タイ・バンコクでの「韓屋(韓国伝統家屋)」に続く四つ目の文化遺産広報物となる。 韓国文化財財団の担当者は「コロナ後に備えて『Kコンテンツ』に対する関心を韓国の文化遺産への好奇心へと広げ、今後の観光客の文化遺産訪問を促す目的で映像を制作した」と説明している。 文化財庁と韓国文化財財団は、韓国の文化遺産の価値と魅力を海外に「より広く」、国内には「より身近に」伝えるため、ドバイ国際博覧会などに参加して文化遺産訪問キャンペーンを展開している。
Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40