趣味嗜好は違うが仲の良いイ・ジョンシン、ジョン・ヨンファ、カン・ミンヒョク。(画像:画面キャプチャ)
趣味嗜好は違うが仲の良いイ・ジョンシン、ジョン・ヨンファ、カン・ミンヒョク。(画像:画面キャプチャ)
10月16日(土)に放送された「全知的おせっかい視点」(MBC)に「CNBLUE」が登場した。20日(水)にリリースする9thミニアルバム「WANTED」のプロモーションが本格的に始まったというわけだ。リーダーのジョン・ヨンファとイ・ジョンシンはスタジオにも登場し、VTRを見ながら楽しいトークも展開した。

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オープニングトークから、メンバーのドラマ作品は鳥肌が立つから見ないようにしているし、何なら見ないでほしいと言いながら、実は見ているようで、イ・ジョンシンが「テバク不動産」でのジョン・ヨンファの憑依(ひょうい)シーンを再現し、ジョン・ヨンファもチャンネルを回していたら、ちょうどイ・ジョンシンが映っていたという怒りを爆発させるシーンを再現するなどお互いをイジりながら(?)、大爆笑で始まった。

意外にも同番組への出演は初めてとなる「CNBLUE」。7年担当しているというマネジャーからの情報提供は“3人3様の「CNBLUE」を紹介したい”というもので、彼らの日常から新曲「Love Cut」のMV撮影現場まで、盛りだくさんすぎるぐらいエピソードがあった。

3人3様を示すのに、ジョン・ヨンファはハワイ風に飾った作業部屋を公開。軍隊に行く前の7年ぐらいは忙しく、仕事場と家の往復という生活で、仕事で初めてハワイに行ったとき、その自然に癒され、“つらいなら、また来なさい”と言われているような気分になったそうで、「アロファ(アロハ+ヨンファ)」というニックネームが付くぐらい、ハワイ好きだとか。この日もビーチのライブカメラを見ていて、いつかサーファーを相手にクァベギ(ねじり揚げドーナツ)店を出したいという事業計画(?)まで明かしていた。

一方、カン・ミンヒョクは個人YouTubeチャンネルの初撮影でクレー射撃をする様子を、イ・ジョンシンは自宅で愛犬シンバと戯れる姿を公開。マネジャーの話では、ジョン・ヨンファは活発で愛嬌(あいきょう)もあり、ムードメーカー。イ・ジョンシンはインドア派で、カン・ミンヒョクはよく知ると優しくて、アクティブな趣味も多く、ツンデレタイプ。このように趣味嗜好は違うが、今までケンカをしたことがなく、仲が良いのだという。

確かに、「CNBLUE」の仲の良さが画面からにじみ出ていた。イ・ジョンシンの誕生日を祝おうと、ジョン・ヨンファとカン・ミンヒョク、マネジャーがサプライズイベントを計画。イ・ジョンシンの自宅にやって来た3人は駐車場で垂れ幕とケーキを出して準備。垂れ幕には「ジョンシン生まれてきてくれてありがとう」と書かれていたが、このコメントはわざと寒くなるようなものにしようとジョン・ヨンファが決めたのだという。

まるでイベント業者のような3人が準備万端で向かい、イ・ジョンシンがドアを開けると、玄関口でジョン・ヨンファはギターを弾いてバースデーソングを歌い、カン・ミンヒョクは紙製おもちゃのピーヒャラ笛を吹いて誕生日を盛大に(?)祝福。ところが、イ・ジョンシンに大きなミスを指摘された3人。ケーキのろうそくが「32」になっていたのだ。本来「31」でなくてはいけないのに、イ・ジョンシンと同い年のカン・ミンヒョクが、自分の年齢を32歳(数え年)だと勘違いしていて、自分が32歳だから、当然イ・ジョンシンも32歳だと思ったらしい。それに誰も気づかないというのがすごいが、メンバーたちは年齢には執着していないということだろう。

そして、イ・ジョンシンが作ったコチュジャンスジェビ(コチュジャン辛煮込みすいとん)とイ・ジョンシンのお母さんが送ってくれたという秋夕(チュソク、中秋節)料理で食事をしたメンバーたち。なぜコチュジャンスジェビかというと、イ・ジョンシンの作るコチュジャンスジェビはトッポッキの味がして、ジョン・ヨンファの大好物なのだとか。次はいつ作るのかと聞くぐらい好きだそうで、メンバーの手料理が食べたくて催促するというグループはなかなかいないだろう。

また、食事をしながら、昔はドラマ撮影などと並行して忙しく、楽器なしの“口合奏”で練習していたという思い出を語りながら、久しぶりにやってみようと、「Can’t Stop」の口合奏を始めるシュールな光景も。それを見ていたスタジオでは、今度はジョン・ヨンファとイ・ジョンシンが大ヒット曲「ひとりぼっち(I’m a loner)」を口合奏し、盛り上がったのは言うまでもない。

その後、食事を終えたメンバーたちは新曲の練習をするため、練習室へ。練習室の前の廊下にジョン・ヨンファとイ・ジョンシンのギターとベースが20~30本ほど並んでいたのが圧巻だった。ここで、ジョン・ヨンファが作詞、作曲した新曲「Love Cut」が初披露された。歌いながら、ジョン・ヨンファが「ソリチルロ~(叫べ)!」とライブをするかのようにノリノリ。ジョン・ヨンファは、ライブ中に観客がケータイを見ていたとしても、「ソリチルロ~」と言うと反応してくれるぐらい、「ソリチルロ」を言わせたら、韓国でトップ5に入るぐらい上手いと自信たっぷりなのも面白かったが、練習していたら血が騒いできたとスイッチが入り、「I’m Sorry」も披露した。練習風景とはいえ、ライブ中の姿がカッコいいのは相変わらずだ。

続いて、「Love Cut」のMV撮影の模様も公開された。演奏シーンなしで、コンセプトのある演技シーンだけのMVは初めての試みだという。番組冒頭でも、お互いの演技を見るのは気恥ずかしいと言っていたが、からかいながら楽しそうに撮影していた。控室では、朝6時入りだったので、眠くなってきたというジョン・ヨンファがソファに座って寝ようとすると、イ・ジョンシンがその隣にぴったりくっつき、ジャレ合う姿も。食事休憩のときも、ジョン・ヨンファがオーディション同期だったというカン・ミンヒョクの初対面の印象や、意外と人見知りをするタイプだというイ・ジョンシンの練習生時代の思い出話をするなど、終始笑顔にあふれ、温かいほっこりとした空気感が漂っていた。

今回、「全知的おせっかい視点」ではメンバーたちの素顔やチームワークなど、人としての魅力をたっぷり見せた「CNBLUE」。カムバック活動に突入するが、「ユ・ヒヨルのスケッチブック」(KBS第2)の収録に参加したことも報じられており、こちらでは音楽的な話やバンドとしての魅力が楽しめそうだ。

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