格別な縁を持つ女優キム・ジョンウンと歌手イ・スンチョル。(画像:画面キャプチャ)
格別な縁を持つ女優キム・ジョンウンと歌手イ・スンチョル。(画像:画面キャプチャ)
サバイバルオーディションでもなく、ゲストを迎えて歌とトークを展開するでもなく、新概念の音楽バラエティが始まった。8月10日(火)にスタートした「レジェンド音楽教室-ララランド」(チャンネルA)だ。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

番組名からも何となく分かるように、歌を上手く歌いたいという思いを持つ6人が、レジェンド歌手から直接歌のレッスンを受けるというもの。そのレッスンを受けるのが、シン・ドンヨプ、キム・ジョンウンイ・ユリ、チョ・セホ、コ・ウナグァンヒの6人。音楽バラエティで、レギュラー女性陣が全員女優というのが攻めたキャスティングだと思わせる。

現在、結婚して香港在住のキム・ジョンウンにいたっては、この番組のため、3週間の隔離をしてソウルに戻ってきたというから相当な気合いの入りようだ。また、ドラマ「K-POP最強サバイバル」で歌うシーンを実は代役歌手が歌っていたと明かしたコ・ウナは、弟のミル(MBLAQ)からは他の人たちに迷惑をかけるなと言われたそうで、キム・ジョンウンと共に、演技は努力で十分にできるけれど、歌手は才能が必要だと共感し合っていた。

ルールは毎回ミッションに成功すると、黄金マイクを獲得でき、その黄金マイクが10本集まると、音源をリリースできるという。なので、最低でも10話は放送されるのだろう。

記念すべき第1回目の先生はイ・スンチョルだった。このキャスティングに大きく貢献したのがキム・ジョンウンで、キム・ジョンウンがイ・スンチョルの奥さんと親友であることから、奥さん経由のプッシュがあり、出演することになったそうだ。そもそも2人はイ・スンチョルの「愛は本当に難しい」のミュージックビデオにキム・ジョンウンが出演している縁がある。イ・スンチョルは「1回お願いしたら、(キム・ジョンウンから)10回お願いされた」とし、この出演で11回目になると笑いながら話し、仲の良さを見せていた。

今回、イ・スンチョルが教えるミッション曲はドラマ「火の鳥」のOST「縁」。これまでイ・スンチョルの曲をたくさん歌ってきたというキム・ジョンウンに、シン・ドンヨプが何気に「『縁』もたくさん歌いました?」と聞くと、「この歌はちょっと…」と口を濁すキム・ジョンウン。その戸惑う理由が分かったイ・スンチョルは笑い出し、シン・ドンヨプもやっと気付いたのだ。ソン・ユリは何のことやら全く分からず??状態だったが、キム・ジョンウンが「次行きましょう」と事なきを得た!? 

キム・ジョンウンがなぜ「火の鳥」のOSTに敏感に反応してしまうのか、すぐにピンと来た人はかなり古くからの韓流ファンだろう。「火の鳥」で主演を務めた俳優イ・ソジンとキム・ジョンウンは以前、恋人関係にあったが破局した経緯がある。つまり元カレのドラマOSTだからということだ。

ともかく、イ・スンチョルは「全てのボーカルスキルが入っていて、息づかいもメロディになる」とこの曲を選曲した理由を明かし、ボーカルレッスンへ。カラオケ採点マシンを使いながら、マイクの位置を調節してフィーリングを生かす方法、息を吐きながら歌を口ずさむ方法、感情を爆発させるテクニック、半分裏声と地声を行き来させる方法など、さまざまなノウハウを伝授。さらに、教える過程で、「歌は技術ではなく、記憶で歌うものだ」、「歌は純粋でなければいけない」、「歌の技術は感性で完成する」といったイ・スンチョル語録も飛び出した。

そんなイ・スンチョルの教えを受け、パート分けをした6人が、カラオケ採点マシンで70点以上をとったら黄金マイク獲得というミッションに挑戦。最初に挑戦したときは48点だったらしいが、イ・スンチョルのレッスンを受け、本番に臨んだ6人はなんと70点を出したのだ。しかも、個別順位では一番不安を残していたコ・ウナが85点とトップの成績。涙ぐんで喜ぶコ・ウナとは対照的に、最下位の60点だったキム・ジョンウンは「だから、言ったじゃないですか。この曲はあまり聞かない曲だって」とプチギレ(⁉)するバラエティ的な展開で締めくくられた。

次回、6人はトロットに挑戦するが、今後誰が先生として登場するのか、そして6人のボーカル実力はどれほど上がっていくのかも見どころになりそうだ。

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