【全文】JYP、リア(ITZY)の校内暴力疑惑を提起したユーザーが「嫌疑なし」を受け、名誉棄損で再捜査を要請へ(画像提供:wowkorea)
【全文】JYP、リア(ITZY)の校内暴力疑惑を提起したユーザーが「嫌疑なし」を受け、名誉棄損で再捜査を要請へ(画像提供:wowkorea)
ガールズグループ「ITZY」のメンバー、リア側が警察に校内暴力(いじめ)疑惑を提起文の作成者たちに対する再捜査を要請すると15日に明らかにした。

ITZY の最新ニュースまとめ

「ITZY」の所属事務所JYPエンターテインメント(以下、JYP)は同日出したリアに関連する立場文を通じて「より深い捜査を通じて真実が必ず明らかになることを望む」とし、「警察に異議申請を行い、虚偽事実の適示による名誉棄損罪で再捜査を要請する予定」だと述べた。

最近、リアの校内暴力疑惑を提起する投稿を掲載し、リア側から情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律上の名誉棄損の疑いで訴えられたネットユーザーについて、警察が「嫌疑なし」の決定を下した事実が伝えられた。これをめぐり一部のネットユーザーたちは警察がリアが校内暴力の加害者だということを事実上認めたのではないかという反応を見せた。

リアの所属グループ「ITZY」は、最近シングル「Mafia In the morning」での活動を終了した。さらに「第27回ドリームコンサート」への出演や、アルバムファンサイン会などの日程を控えている。

以下、JYPの立場文全文

JYPエンターテインメントです。

最近、マスコミを通じて報道された当社所属アーティストのリアに関連した事件に関する会社の立場を申し上げます。

1.
初めて告訴を提起したのは校内暴力の被害者を告訴したのではなく、以下の通りに悪質な掲示物と判断される投稿およびそのレスを告訴したものです。

上記の投稿の数々は、2018年から約2年間インターネットのコミュニティに掲示されていた文章で、掲示者が誰なのか知ることもできず、校内暴力の被害を具体的に訴える内容でもありませんでした。

会社はファンからの情報提供および掲示物のモニタリングを基に、長期的に悪質な掲示物に対する法的対応を行うシステムを運営していますが、上記の投稿もその過程の中で、2020年12月に法的対応を行うようになりました。

2.
警察調査の過程で、上記の5つの掲示物のうち4つの掲示物が、同一人物がニックネームを変えながら作成したものであり、他の1つの掲示物はまた別の人物が作成したものであることが分かりました。

しかし、警察がこの事件に関する捜査を行っている間、今年2月にまた別のインターネットのコミュニティに、上記の掲示物の作成者と思われる人物が、自分が警察の捜査を受けているという内容の文を掲載しました。筆者が本人や本人の知人が校内暴力を受けたとし、悔しさを訴える文でしたが、やがて知人と推測される人物が、同じインターネットのコミュニティに「本人はその出来事を校内暴力だと考えず、たいしたことではないと考える」という内容の文章を掲載しました。その後、元々の文章を掲示した人物も文章の掲示や削除を繰り返しました。

3.
法律代理人がリアの代わりに告訴人陳述および法的対応を行った末に、警察は2人の投稿掲示者に対して「嫌疑なし」の決定を下しました。しかし警察はマスコミとのインタビューを通じて、「嫌疑なし」の決定が投稿掲示者の内容が偽りだと見られる証拠がないということであり、掲示物の内容が事実だと認めるものではないと明らかにしました。すなわち、今回の「嫌疑なし」の決定がリアが校内暴力を行ったということを認める意味ではないという内容だったのです。

従って、アーティストや会社は警察に異議申請を行い、虚偽事実の適示による名誉棄損罪で再捜査を要請する予定です。また、より深い捜査を通じて真実が必ず明らかになることを願うためです。

断じて悔しい思いをした被害者がいてもいけませんが、また同時に、事実ではない暴露または歪曲された暴露による被害者もいてはならないと考えるためです。
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