「KINGDOM :LEGENDARY WAR」第2話で、対面式パフォーマンスの順位が公開された。(画像:画面キャプチャ)
「KINGDOM :LEGENDARY WAR」第2話で、対面式パフォーマンスの順位が公開された。(画像:画面キャプチャ)
iKON」が対面式パフォーマンスで最下位の6位という衝撃の結果で始まった「KINGDOM :LEGENDARY WAR」(Mnet)。グローバルファンによる投票(総数333万2262票)で決定された対面式パフォーマンスの順位は1位「Stray Kids」(69万971票)、2位「THE BOYZ」(57万3026票)、3位「BTOB」(54万621票)、4位「SF9」(53万3458票)、5位「ATEEZ」(50万4215票)、6位「iKON」(48万9971票)だった。

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その結果をもとに、4月8日(木)放送の第2話では、世界に向けたパフォーマンスをテーマにした第1ラウンド「TO THE WORLD」の前半部分が公開された。

出演順を決めたのは1位の「Stray Kids」。まず自分たちの出番を4番目にしていたが、これはガールズグループ版の「Queendom」で、ほとんどのラウンドにおいて、4番目に出演したグループが1位を獲得するジンクスがあったことを意識したのだろうか。ただ、「Queendom」のときは有観客だったので、会場特有の雰囲気があっただろうが、今回は無観客のオンライン評価なので、それがどう作用するか。ともかく、4番目の自分たちを軸にし、その前(3番目)には全くコンセプトの違うグループ、その後(5番目)にはコンセプトが似ているグループを配置するという戦略を立て、トップバッターには「THE BOYZ」を指名した。

「THE BOYZ」は「Road to Kingdom」のときにできず、心残りだったという「No Air」を選曲。彼らに新人賞をもたらした曲でもある。準備過程では、実際に“No Air”を体験するため、水中撮影も。ジュヨン、ヒョンジェ&ニューが難なくこなすのに対し、水への恐怖心で上手くいかず、泣きそうになるソヌ。すると、ヨンフンが自らスタッフに申し出て水中へ。「僕と一緒にやろう」とソヌを安心させ、「(酸素不足で)とりあえず、ここが“No Air”であることは間違いないです」と笑顔も出るようになったソヌをリードしてあげる優しさを見せた。ここでのヨンフンの男気はカッコよかったし、撮影された写真がこの上なく美しかった。

本番のステージではジュヨンの映像が使用されたが、メンバーたちは水中撮影で体験した感情、表現力を生かし、パフォーマンスを披露。女性の手が出てくる一人称視点で、視聴者がステージに参加しているような感覚を味わえる演出を施し、LEDや布を活用する構成、氷や火などのオブジェを活用したシンクロダンスも壮大さを漂わせ、見る人を圧倒した。

パフォーマンスが始まるや、「Stray Kids」フィリックスは「(対面式のコンセプトである)『Winter is coming』をアップグレードしている」と気付き、「iKON」DK(ドンヒョク)は「ゲームをしているみたい」と不思議そうにし、「BTOB」ウングァンは「わぁ、コンセプトの達人だ」、「ATEEZ」サンは「本当に斬新。始まりは雪だったけど最後は火?」などと感嘆の声が続出。「iKON」CHAN(チャヌ)が「『Road to Kingdom』をやったのに、まだまだアイディアが出てくるのがすごい」と感心していたが、まさにそれが「THE BOYZ」のすごさだ。

2番目に登場したのは「iKON」。対面式パフォーマンスでは6位だったが、CHAN(チャヌ)は「僕たちに投票してくれたファンの皆さんが申し訳ないと思うかもしれないから」と落ち込むのはやめようとし、SONG(ユニョン)も「これから上がっていくだけだから。一段、一段、上がればいいよ」と前向きに考え、メンバーたちは気持ちを切り替えた。

そして、選曲は第三者の助けを借りようと、まずCHANが電話をしたのが「SF9」チャニだ。子役時代からの縁だそうで、資料映像として「ASTRO」ムンビンも含めた3ショット写真が公開された。電話を受けたチャニは「I’M OK」とドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」の撮影時、ヘビロテして聴き、癒されていたという「KILLING ME」、バラード曲「APOLOGY」を推薦。

続いて、BOBBYが一番仲の良い芸能人として、「WINNER」ミノに電話をかけると、ミノは「LOVE SCENARIO」とマッシュアップ推薦曲として「DUMB & DUMBER」を挙げ、「この前練習する姿を見たとき、カメラが回っていないところでも言ったけど、『iKON』は本当にカッコいい!お前たちがダンスをこんなに上手く踊れるってことを忘れていたと。これは本心だよ」と褒めて力付けた。

さらに、DKが「WINNER」のリーダー、カン・スンユンにも電話をかけ、意見を聞いた。対面式パフォーマンスを見て、「僕の中では『iKON』が1位だった」というカン・スンユンは「僕が知ってるお前たちは本当にものすごく上手いじゃない」とミノと同様、「iKON」への愛情を見せ、「LOVE SCENARIO」と「KILLING ME」を推薦した。

そうして自信をつけた「iKON」は「LOVE SCENARIO」と「KILLING ME」をリミックスすることに決定。メガヒット曲というカードをここで切ってきた。別れを経験した後の淡々とした感じや心痛を表現しようと、ミュージカルのような楽しい雰囲気で幕を開けた後、「KILLING ME」で雰囲気をガラリと一変。DKの階段から身を投じるパフォーマンスやCHANのライターを投げた瞬間、火が燃え上がる演出も強烈だった。

特に、「KILLING ME」に変わるタイミングで、「Stray Kids」I.Nと「THE BOYZ」ヨンフンが「この曲好きなんだけど」と期待を膨らませ、「SF9」チャニは立ち上がって拍手をした。そして、「チャヌ兄さんが僕の意見を聞いてくれて本当にありがたいね。僕が『KILLING ME』を推薦したんだ」とマイペースなチャニに、「なんてことをしてくれたんだ!」とメンバーたちからツッコミが(笑)。「THE BOYZ」ケビンが「わぁ、これ4分?短くない?」と話し、「ATEEZ」ウヨンとサンも、オープニングからBOBBYのパフォーマンスが目を惹きつけ、すごくカッコよかったと話していたが、時間があっという間に過ぎるほど、「iKON」が持つ多彩な魅力が詰まっていた。

3番目は「Stray Kids」が、自分たちとは全くコンセプトが違うグループとして選んだ「BTOB」。「一番愛された曲をするのがいいんじゃない?ソンジェとヒョンシクにも会いたいし」と言うミンヒョクの意見で、「Missing You」を選曲。フュージョン国楽バージョンにアレンジした。

そして、ステージに韓服を着て登場した「BTOB」は今回も抜群の歌唱力で安定した歌声を披露しただけでなく、ミンヒョクが殺陣のカッコいい立ち回りパフォーマンスを繰り広げるなど、起承転結のあるストーリーで映画のようなステージを演出。今回も「SF9」や「THE BOYZ」、「iKON」などが一緒に歌う姿がカメラにとらえられ、ステージが終わると、「THE BOYZ」エリックが「アンコール、アンコール」と叫び、「ATEEZ」サンも「これはまたすぐに見たい」と反応し、「Stray Kids」リノは「競わないといけないのに、リスペクトしてしまう」と脱帽していた。

ステージ後のインタビューで、リーダーのウングァンがミンヒョクに対し、大きな荷物を背負わせて申し訳ないとし、準備過程で火傷を負い、血が出たりしながらも頑張っていた秘話も。それに対し、自分がメンバーたちを説得してこの番組に出ることを決めたので、ある程度の成果が出なかったら、メンバーたちに合わせる顔がないという覚悟で臨んだと明かしたミンヒョク。そんなミンヒョクに対し、メンバーたちは各自100点ずつ、合計300点満点と評価し、満足のいくステージができたことで充実した表情を浮かべていた。

現在、この3組の第1ラウンドのパフォーマンス動画はYouTubeの再生回数では「iKON」が先頭を走っているが、韓国NAVERサイトでの再生回数は「BTOB」が2位の「iKON」に2倍近い差をつけて1位。つまり、韓国では「BTOB」人気が高いということだ。どんな結果になるのか、次回も目が離せない。

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