がん闘病中の歌手チェ・ソンボン、「生死の境に立ったが歌いたい」と壮絶な病状と希望のメッセージを伝える(画像提供:wowkorea)
がん闘病中の歌手チェ・ソンボン、「生死の境に立ったが歌いたい」と壮絶な病状と希望のメッセージを伝える(画像提供:wowkorea)
オーデション番組「コリア・ゴッド・タレント」シーズン1の準優勝者出身ポップオペラ歌手チェ・ソンボン側が、がん闘病中の近況を伝えた。

チェ・ソンボンの所属事務所BONGBONG COMPANYは1日、「チェ・ソンボンは今年初め前立腺がんの手術を最後に、先月再度4時間にわたり息が止まり大きな峠を超えたが、経済的な負担により今後順次行われるべき甲状腺がん手術や抗がん剤治療、放射線治療などがまだ行われていない状況」だと伝えた。

そしてチェ・ソンボンは所属事務所を通じて「僕が勇気を出せるよう、僕を忘れずに応援や激励のメッセージを送ってくださり、心から感謝している」と伝え、「僕は歌いたい」という文を書いて撮った姿が盛り込まれた写真をともに公開した。

彼は「僕は立派に耐えている。皆さんたちが応援してくださる気持ちのこもった一つの心が集まり、僕を奮い立たせている」とし、「僕は歌いたい」と明かした。さらに「現在僕の体が生死の境の岐路に立っており、ずっと床についたままだが、渾身の力を込めて1stミニアルバムをCDで作りたい」とし、「皆さん応援してほしい、そして僕を忘れないでほしい、今までよく耐え抜いてきたのだから泣かないで、悲しまないでほしい」と、応援のメッセージに感謝の意を付け加えた。

これに先立ち今年1月に所属事務所側は、チェ・ソンボンが昨年5月に健康診断を通じて大腸がんのステージ3と前立腺がん、甲状腺低下症および甲状腺がんの診断を受けたと伝えたことがある。またチェ・ソンボンは昨年12月13日に大腸がんの手術を一度受けたりもした。その後、今年2月に所属事務所によるとチェ・ソンボンが突然気絶し息が止まる状態に陥った。彼はカンナム(江南)に位置する大学病院の救急救命室でCPRと胃洗浄などを行い、4時間ほど治療を受け、回復していると伝えた。

一方、チェ・ソンボンは2011年に韓国で放送されたtvNのオーデション番組「コリア・ゴッド・タレント」シーズン1の準優勝出身歌手で、当時逆境を乗り越えたストーリーで“韓国のポール・ポッツ”と呼ばれ多くの関心を受けた。





”Tell yourselves that you are thankful that you’re alive”|Sungbong Choi




Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 95