≪韓国ドラマREVIEW≫「サイコだけど大丈夫」12話あらすじと撮影秘話…キャストたちが繰り広げるアドリブ演技、演技力の底力(画像提供:wowkorea)
≪韓国ドラマREVIEW≫「サイコだけど大丈夫」12話あらすじと撮影秘話…キャストたちが繰り広げるアドリブ演技、演技力の底力(画像提供:wowkorea)
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

韓国ドラマ「サイコだけど大丈夫」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

今日はドラマ「サイコだけど大丈夫」の撮影裏話。まずは、自撮り棒を持ってジェス役のカン・ギドゥンが現れ、キム・スヒョンと仲良さそうに撮影をする。しかし、すぐに撮影が始まってしまい、慌てて携帯をしまう。
場所はムニョンの家で、サンテとムニョンが食事をしているシーン。
「サンテさんこれ全部食べて!ケンカしたいわけ!? 」と怒り気味のムニョンに、「ガンテがケンカはダメだって言ってた!」とアドリブ演技をする2人。「2人で仲良く分けよう」というサンテに、「私は食べない。1人で食べれば?」とムニョン。
「1つずつ食べよう!」と譲らないサンテ。オ・ジョンセとソ・イェジはアドリブで演技を続けるも、オ・ジョンセが笑い出してしまい終了。


次は、サンテとガンテが一緒にとんかつを食べに行ったシーン。
キム・スヒョンはひたすら美味しそうに食べているが、「美味しそうに食べるのはいいんだけど、間でサンテを見つめて」と監督から指示が。
近くに座っていたムニョンに気づいたガンテが、ムニョンに手招きするシーンだが、これはキム・スヒョンが映っていないと思い、ふざけたものだった。
しかし、監督の機転で撮影された。「え、これ映ってるですか?! 」と驚くキム・スヒョン。


次は、店を出た2人がサンテに呼ばれ幸せそうに走るシーン。
リハーサルで「早く来て!! 」とサンテに呼ばれ、「すごく感動だわ」と嬉しそうなソ・イェジ。キム・スヒョンと笑顔満開で走る。
オ・ジョンセの両側で腕を組んで歩き出す3人だが、キム・スヒョンが「なんか連行してるみたいだな」と話し、周囲は大笑い。


最後は、ムニョンの家での撮影シーン。
ベッドに横たわっているソ・イェジは「何しても顔がカッコいいわ」と言い、周囲のスタッフたちからも無言の共感が。
そしてそのまま2人が抱き合うシーンの撮影へ。しかし姿勢が不自然になってしまいNG。続きからということで「さっき、この姿勢でしたよね?」と確認するキム・スヒョン。
抱き合い、「本当に好きよ」と言うソ・イェジ。

今回は、ソ・イェジとオ・ジョンセとの掛け合いでのアドリブや、キム・スヒョンのがふざけてアドリブをした場面が採用されたメイキングシーンなどが公開された。
台本にあることだけでなく、細かい動きやケンカのシーンなどその場のアイディアで採用されるものもあることがわかり、キャストたちのプロ意識に驚かされる。


●韓国ネットユーザーの反応●

「ドラマのメイキングを初めて見たが、結構面白い!」
「キスシーンを期待してたのに、おあずけされた気分…」
「メイキング映像が5分は短すぎる。もっと見たい!」
「2人の制服姿が面白い。ほっこりした」
「メイキング映像はもうちょっと長くしてほしい」


●あらすじ●

「サイコだけど大丈夫」第12話ではムンヨン(ソ・イェジ)の母親が自分の母親を殺したという事実を知ったが、それでもムンヨンを手放すことのできないガンテ(キム・スヒョン)の姿が描かれた。

この日、ガンテとサンテ(オ・ジョンセ)はムンヨンの家に入り、3人は一緒に過ごした。ムンヨンはガンテと共にスーパーに行き買い物をしていた時、「私、あなたみたいな息子がいたら、ちょうど良さそうだ。子ども1人産もう」と大声で話し、驚いたガンテはムンヨンの口を塞いだ。

家に帰った後にも、ムンヨンはガンテに「私たちいつ子どもを産もう」と、バックハグをしながら心を表した。さらに、「お兄さんとあなた、この家にまた来てとても嬉しい」と告白し、ガンテはマンテ人形を握ってあげて「おやすみ」と微笑んだ。

一方、サンテはガンテとジワンに「過去に閉じこめられたら永遠に出られないんだって。忘れないで勝ち抜いて。勝ち抜けなかったら子どもだよ。僕は大人だ。大人。僕は逃げない」と話した。これにオ・ジワンは「あの日のことで覚えていることを話せるか」と尋ねた。すると、サンテは過去のことを回想した。

過去のサンテは母親と道を歩いていて猫を発見し、猫について行ったせいで母と離れた状況。以降、サンテは自身の母を殺す人を目撃し、恐怖に震えていたサンテは犯人の服の蝶のブローチを見た。サンテはこの事件後に蝶を描けていなかった。

オ・ジワンは蝶の模様を詳しく聞いて、サンテは「母蝶がいて、小さな子蝶が背負われていた。2匹いたよ」と話した。これにガンテはムンヨンの家族写真にいたムンヨンの母親のブローチを思い出したし、壁を叩いて苦しんだ。

この事実を知らないムンヨンは病院を訪ねてガンテに逢って、手に傷を負ったガンテを心配した。しかし、ガンテは冷たくムンヨンに接した。これにムンヨンは「私がまた、察しが悪くてあなたの気分を把握出来ないんだ」と気後れした。

こんなムンヨンの姿にガンテは努めて淡々としたふりで、「疲れてるから」と返した。ムンヨンは「明日、家族写真を撮りに行こう。正式に撮って、本当の家族になるんだ」と言い、そんなムンヨンにガンテは「行って。お願いだから行ってくれ」と大声を出した。

家に帰ってきたムンヨンは「一体またどうしてああするんだ。何故怒った。何故?」ともどかしく言った。ムンヨンはチョ・ジェス(カン・キドゥン)にSOSを出し、ジェスは「僕があの子の側でどのように長く持ちこたえたと思っているのか。ただ、よく分からないからだ。無理に引き出して開けと開けようとした訳ではない。あちこちに轢かれて押さえ込まれて生きていたが、大人になってしまったんです。あの未熟な子供の心をどのように理解するのか。両親も子供の内側が分からないのに」と助言した。

その時刻、ガンテは一人で苦しみ、ジワンに自身の母親を殺した人がムンヨンの母親のようだと打ち明け、これにジワンが驚いた。ガンテは「いっそのこと知らなかったら良かった。あまりにも残酷じゃないか。今は人々が生きるように生きたくなったのに」と言い、涙を浮かべた。

さらに、「あのクソ蝶のせいで。僕がこれまでどれほど底を這いながら生きてきたか…ところであの蝶がどうしてあの人のお母さんだなんて。会ったら、裂き殺したかった。もうそれは出来ない。うちのお母さんと兄さんに申し訳なくてどうしたら良いのか。僕が逃げないでいようと言ったのに…逃げたい。僕のように苦しまないようにムンヨンは何も知らなかったら良いな。何も傷つかず、他人の感情なんか気にせず、ただ中ががらんとした缶だったら良い」と嗚咽した。

家に帰ってきたガンテは眠っているムンヨンの顔に触れながら、前日にムンヨンが言った言葉を思い出した。ムンヨンは「母が消えた。本当に死んだのか生きているのか…父だけが分かる…母が帰ってきたら怖くて息が詰まるだろう。それでも母は母だから」と答えた。

ガンテは眠っているムンヨンの側に置かれた破れたムンヨンの母親の写真を見ながら、言葉なく涙を流した。翌日、サンテとムンヨンは家族写真を撮るために起きた。しかし、ガンテは起きず、ガンテは次に撮ろうというムンヨンの言葉に心が痛んだ。

これにムンヨンは「行こう。私たちの本に入れる写真を先に撮ろう」と言い、写真館に向かった。ムンヨンは写真を撮ろうと思って練習するサンテに「無理に頑張らないで。ただ楽な顔でじっとしていて。それが本当のサンテでしょ」と話し、サンテは鏡を見ながら「本当のサンテ」と答えた。

続いて2人は写真撮影をし、その瞬間ガンテが写真館に入って来て「まだ遅くなかった」と笑顔を見せた。ムンヨンとサンテはガンテを見て迎え入れ、3人は家族写真を撮った。



「サイコだけど大丈夫」 撮影風景




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