［韓流］BTS「兵役は当然」　履行の意思重ねて示す

【ソウル聯合ニュース】韓国人気グループのBTS（防弾少年団）が20日、「韓国の青年として兵役は当然のこと」だとして兵役履行の意思を改めて示した。

　この日、ニューアルバムのリリースに合わせソウルで開いた記者会見で、最年長のJIN（ジン）はメンバーの軍入隊問題が議論の的になっていることについて問われると、「国から呼ばれれば、いつでも応じる」と答えた。「メンバーともよく話をしているが、兵役には皆応じる予定だ」とも強調した。

　BTSのシングル「Dynamite」が米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で韓国のアーティストとして初めて1位を獲得して以降、メンバーの兵役問題を巡り社会的論争が起きている。一部には、BTSが韓国の文化面でのステータスを高めたことを踏まえ、軍服務とは違う形で国に貢献させるべきだとの主張もある。

　兵務庁は先月、大衆文化芸術分野の優秀者の兵役延期などを柱とする兵役法改正を推進していることを明らかにした。

　1992年生まれでBTSメンバーのうち最初に入隊期限を迎えるJINは、今年2月の記者会見でも「兵役は当然の義務」との考えを示していた。