韓国検察、「PRODUCE 101」のPDとCPに控訴審でも実刑を求刑(画像提供:wowkorea)
韓国検察、「PRODUCE 101」のPDとCPに控訴審でも実刑を求刑(画像提供:wowkorea)
韓国検察が、Mnet「PRODUCE 101」シリーズの視聴者投票得票数操作疑惑で1審で実刑を受けたアン・ジュニョンPDとキム・ヨンボムCPに対して控訴審でも実刑を求刑した。

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23日午後3時、ソウル高等裁判所刑事1部は、詐欺と不正請託禁止法違反などの疑いで拘束起訴されていたアン・ジュニョンPDとキム・ヨンボムCPらに控訴審の結審公判が行われた。

検察は「被告人たちが視聴者をだまし、練習生に喪失感を与え、社会の公平性に悪影響を及ぼした」とし、2人の控訴を棄却し、原審どおりに求刑した。

検察は1審で、2人に懲役3年と追徴金3600万ウォンを求刑した。また補助PDのイ氏に懲役2年、芸能事務所の役員5人にそれぞれ懲役1年を求刑した。

アン・ジュニョンPDとキム・ヨンボムCPの弁護人は被告人たちが「個人的な利益を得ようという目的はなかった」とし、番組の完成度とヒットを追求したという経緯を考慮するように訴えかけた。

この日の裁判には「PRODUCE 101」シリーズに投票した“国民プロデューサ―”が出席し、「メール投票で支出した100ウォンを賠償してほしい」と伝えた。

アン・ジュニョンPDとキム・ヨンボムCPらはMnet「PRODUCE 101」シリーズで、生放送の視聴者有料メール投票の結果を操作し、特定の出演者に利益を与えた疑いを受けている。またアン・ジュニョンPDは、昨年から芸能事務所関係者から数回にわたって、飲食店で数千万ウォン相当の接待を受けた背任収賄の疑いもかけられている。

また関係者たちはこれまでの裁判で、順位操作の事実を認めながらも、「個人的な利益を求めてしたことではない」と、否定し、請託もなかったと主張した。

裁判所は11月18日に被告人に対して控訴審判決を言い渡す予定だ。

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