2020年のチャラ島ジャズフェスティバルのポスター(チャラ島ジャズセンター提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
2020年のチャラ島ジャズフェスティバルのポスター(チャラ島ジャズセンター提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【加平聯合ニュース】ソウル近郊の京畿道・加平にあるチャラ島で毎年10月に開催される「チャラ島ジャズフェスティバル」が、今年は2004年の開始以来初めて国内アーティストのみ参加することが13日、分かった。 毎年、平均10万人が訪れるアジア最大規模のジャズの祭典も新型コロナウイルスの影響を受けることになった。 チャラ島ジャズセンターによると、フェステバルは10月9~11日の日程で開かれるが、予定されていたプログラムが全て変更された。 チャラ島ジャズフェスティバルでは毎年、国内外のジャズミュージシャンがパフォーマンスを披露するほか、特定の国のジャズとミュージシャンを集中的に紹介しており、今年はカナダに焦点を当てる予定だった。昨年はデンマークが対象だった。 今年のポスターもカナダ出身の世界的なファッションイラストレーター、ドナルド・ロバートソン氏が手掛けた。 しかし新型コロナの感染拡大が長期化したことで、予定されていた海外著名ミュージシャンのアジアツアーが全て取り消しになり、一部は本国から海外ツアーの自粛を要請されている。 海外ミュージシャンの出演が不透明になったことを受け、国内ミュージシャンだけでプログラムを編成した。 またカナダの音楽を紹介する代わりに、フュージョンジャズ誕生から50周年に合わせ、韓国フュージョンジャズの始まりから現在を紹介し、未来を予想する構成とした。 今年で17回目を迎える同フェスティバルは、これまで55カ国・地域から1118組のアーティストが参加した。毎年約10万人が来場し、累積では230万人に達する。 今年は新型コロナの影響で、初めて国内ミュージシャンだけが舞台に上がる。公演は野外ステージで行われ、近日中に出演者を発表し、チケット販売を開始する予定だ。ただ新型コロナの感染状況などによっては、計画を再び変更し、オンラインで実施する可能性もある。
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