ポン・ジュノ監督と映画「オクジャ/okja」を通じてタッグを組んだ女優のアン・ソヒョンが「ニュース9」でアカデミー賞に対して話を交わした。

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今月10日午後に放送された韓国KBS1の「ニュース9」ではアン・ソヒョンが出演しポン・ジュノ監督と彼が成し遂げた「アカデミー賞授賞式」の4冠王に対して話をした。

アン・ソヒョンは2017年に公開したポン・ジュノ監督の映画「オクジャ/okja」で主人公のミジャ役を演じたことがあった。アン・ソヒョンは「パラサイト 半地下の家族(以下、パラサイト)」がアカデミー賞の授賞式で受賞したことを予見したように前もって「おめでとう」という言葉をSNSにアップし話題を集めたこともあった。

アン・ソヒョンは「個人的に予め予想をしていた。多くの賞を受賞されるとは思ってはいなかったが、ポン・ジュノ監督が受賞をするのではないかという予想をしていた」とし「リアルタイムで番組を見ることができなかったが記事を読みながら連絡を取らなければならないのに、ニュースを通じて先にあいさつをすることになった」と述べた。

これに先立ちアン・ソヒョンはポン・ジュノ監督に対して「気楽で安定感が大きな方」だと述べたことがあった。アン・ソヒョンは「作業スタイルを表現するとき放牧型と表すが、大きな垣根だけを与えて自由に表現することができるようにしてくれる方だ。頼もしいお方だ。監督も役者を信じ、役者も監督を信じながらシナジーがあるようだ」と話した。

そしてアン・ソヒョンは「現場で監督と会うと感嘆する。“ポンテール”という言葉がなぜ出てくるのかわかる。しかしプレッシャーになるそうだ。撮影をなさるとき理由ある執着が生じる場面とポイントがあるが、そんなものが“ポン・ジュノジャンル”を作るのではないかと思う」と付け加えた。

小学生の時にポン・ジュノ監督とタッグを組んでみたアン・ソヒョンは「ハリウッドスタイルで撮影を進めたが、睡眠や食事、時間を守るのは基本だった。私は学生なので勉強までさせてくれた。1対1の課外授業もさせてくれた。私ができない部分までも気を使ってくださった」と振り返った。

これとともにアン・ソヒョンは「ポン・ジュノ監督の作品に相次いで出演できるかは監督だけがご存じなはずだが、チャンスが来て一緒にできれば申し分ないと思う」と述べた。

映画評論家のクァク・ヨンジン氏は「脚本でのクリエイティブ力、階級、階層、職業、下層民の福祉など社会的な問題に対して具体的にアプローチしたものの、従来階級的な図式に陥らずクリエイティブに見せてくれた。韓国的な風景を見せながら世界的な問題を面白くクリエイティブに解き明かしたという点が今回の受賞の原動力なのではないかと思う」と分析した。

ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト」は今月10日(現地時間)アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開かれた「第92回アカデミー賞」の授賞式で錚々たる競合作品たちを制し、脚本賞、国際映画賞、監督賞、作品賞を受賞し4冠王に輝いた。これは韓国映画史上初めてであり、韓国映画の歴史を新しく刻んだ瞬間だった。ポン・ジュノ監督は「大きな光栄だ。すべての芸術家たちに賛辞を送りたい」と感想を明かした。

女優アン・ソヒョン、「ポン・ジュノ監督、徹底して俳優の自律性を尊重」KBSニュース(News)




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