快進撃が止まらない大注目のK-ROCKバンド「N.Flying」
快進撃が止まらない大注目のK-ROCKバンド「N.Flying」
ことし1月に韓国でリリースした「Rooftop」が大きな話題を呼び、いま人気急上昇中の4人組K-ROCKバンドN.Flying。日本でも、5月に待望の1stアルバム「BROTHERHOOD」を発売。タワーレコードK-POPワールドセールスランキング1位&2位を獲得し、日本での人気の高さも証明した。そして、11月13日にリリースしたばかりの両A面シングル「Doll/Kick-Ass」を引っ提げて、初のホールツアー「N.Flying 2019 1st Hall Live in Japan」を開催した。今回は11月29日(金)に東京・中野サンプラザホールで行われた公演の模様をレポートする。

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 ファンの大きな拍手と声援に出迎えられ、まずは新曲「Kick-Ass」で軽快にスタート。オープニングからテンション高めなメンバーたちは、疾走感あふれるメロディに歌声を乗せ、ファンを盛り上げた。続く「Stand By Me」では、ボーカルのスンヒョプとフェスンの見事なユニゾンが会場に響き渡り、一気に「N.Flying」の世界観に引き込んだ。

 リーダーのスンヒョプは「すごい景色ですね!僕たちの初のホールツアーにようこそ!」と、盛り上がるファンを歓迎。ギターのフンも「みなさんの熱量すごいですね!僕たちもバンドとしてアップグレードしているので、みなさんもついてきてくださいね!」と、意気込んだ。

 韓国6thミニアルバム収録曲「Sunset」では、ファンの息の合った手拍子で始まり、サビではメンバーも一緒になって大きく手を横に振って、会場をひとつに。拡声器を使ってボイスチェンジをしながら歌った「Flowerwork」は、赤いライトに照らされたステージで、クールで挑発的なパフォーマンスを披露した。

 MCでは、韓国6thミニアルバムのタイトル曲「GOOD BAM」のMV&ジャケット撮影の思い出話へ。「監督さんが『君たちの等身大の姿をカメラに収めよう』と言ってくださったので、生の『N.Flying』の姿を撮影した作品なんです!ぜひチェックしてくださーい!」と、監督が話しているかのようなジェスチャーをしながら説明してくれたドラムのジェヒョン。
「ジャケット撮影のとき、外にネオンの照明があってフェスンが『兄さん兄さん!ここに立って!すごい映りがいいよ!』って興奮しながら言ってきて、そこからは4人で謎の撮影大会をしました(笑)」とフンが話すと、フェスンは「恥ずかしい~」とマイクスタンドに隠れ、ファンから黄色い歓声があがった。そのまま「GOOD BAM」を、日本のファンの前で初披露。秋の夜長に聞いていたい感性豊かな曲にファンも酔いしれた。

 ことしは初めて海外ツアーも経験して、大満足の1年となったと話すスンヒョプが、メンバーにもことしの感想を聞いてみると「2019年をこうやってみなさんと過ごすことができて感謝しています。2020年はみなさんの背中を押せるようなバンドになりたいです。というか、ことしはまだまだ終わらないですよね!? 」と、ジェヒョンがニヤリ。「12月のFNC KINGDOMでは、『N.Flying』のダンスも見れるかもしれません!」と、フンとジェヒョンが少し踊って見せるとファンは大興奮。

 さらに、来年2月には初のファンミーティングを開催することを発表した。「僕たちがついにファンミーティングが出来るなんて」と、タオルで涙をぬぐう振りをするジェヒョンに会場も爆笑。「初めてのファンミーティング、今から楽しみです!今日のライブが終わったら早速スキンケアに力を入れます(笑)」と話すフェスンに「そこかよ!」と、すかさずツッコむフン。メンバーの息もピッタリだ。

 ライブもいよいよラストスパートへ。「The World Is Mine」、「Lupin」、「The Real」と、ライブでは鉄板の盛り上がりナンバーを立て続けに披露し、終始アクセル全開で走り抜けた「N.Flying」。最後は、スンヒョプとフンが手掛けた新曲「Doll」を歌い上げ、ステージを後にした。

 アンコールでは、「Pardon?」や「RUN」で興奮冷めやらぬ会場をさらに熱くさせ、公演を振り返ってメンバーが感想を伝えた。
「日本に来るたびに『僕たちはこんなに愛されていい人なのか?』というぐらいたくさんの愛をいただいて本当に幸せです!その分、みなさんにお返しできるよう、もっと成長した『N.Flying』になります!」(フン)
「みなさんのおかげで『N.Flying』の2019年はとってもキラキラした1年でした。いま僕が話しているこの瞬間は、一生の思い出になる幸せな瞬間だと思います。これからも1秒1秒を大切にして、みなさんのそばでドラムを叩きたいです。」(ジェヒョン)
「いつも僕たちに素敵な瞬間と、楽しい思い出を作ってくれて、本当にありがとうございます。これから先どんなステージでも、今のこの気持ちを忘れずに頑張ります。心を込めて愛していまーす!」(フェスン)
「『N.Fia』(=「N.Flying」のファン)のみなさん、いつも見守ってくださり本当にありがとうございます。最近は新しいことや初めてのものにチャレンジしています。今回ホールツアーができたこと、応援してくれるみなさんを忘れずに、僕たちのすべてのエネルギーを使ってこれからもステージの上で頑張ります。これは飽きるほど言ってきましたが、僕たち『N.Flying』は80歳までバンドとしていい曲を作ってみなさんに聞かせますね。これからの『N.Flying』に期待してください!」(スンヒョプ)

 アンコールラストは、ファンの掛け声もバッチリ決めて「HOW R U TODAY」で、しっとりと締めくくった。ステージ前方に出てきて、あいさつするメンバーたちに向けて鳴り止まない拍手。メンバー同士、顔を見合わせながら「アンコール行きましょうか!」と、スンヒョプが勢いよく叫んだ。当初、予定されていなかったWアンコールなだけにメンバーもスタッフも驚きながらも、うれしそうな表情で「これは本当にみなさんが作ったアンコールです!」と、全力でファンの声援に応えた。2019年は飛躍の年となった「N.Flying」。どこまで羽ばたいていくのか今後も注目したい。





「N.Flying 1st Fanmeeting 2020 in Japan ~Oh Year!~」
【会場】<東京>中野サンプラザホール
【公演日時】2020年2月13日(木)
https://pia.jp/v/nf20fc/



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