ジコ、初の正規アルバムで別れとは何かを歌う「Being left」(提供:OSEN)
ジコ、初の正規アルバムで別れとは何かを歌う「Being left」(提供:OSEN)
別れとは何か。ジコにとって別れとは、別れた日から止まってしまった時間の中での生活だ。ジコは自分が定義した別れを新曲「Being left」に余すところなく表現した。

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ジコは8日午後6時、各種音源サイトを通じて初の正規アルバム「THINKING Part.2」をリリースした。

9月に「THINKING Part.1」をリリースしたジコは、Part.1が本人の考えを丁寧に解いたものならば、約1か月ぶりに出したPart.2では私的な内面を繊細に解きほぐすことに集中した。

タイトル曲「Being left」は、別れた時から全てが止まってしまった生活の中で、恋しさに身を震わせる人の話を込めた歌だ。アルペジオの旋律と、もどかしさが込められた歌詞が調和をなし、寂しい雰囲気を醸し出す。

歌詞は最近別れを経験した男性の独白に近く、歌の中の語り手は悲しい記憶を思い出しつつ相手を忘すれようと決心するが、歌が後半にいくにつれ、結局、幸せだった思い出に崩れ落ちる。

歌詞に使われた適切な比喩で語り手の別れは更に切なく、一方で、直感的な歌詞は別れたばかりの人たちの共感を得るのに十分である。

特に「最近、時間がおかしい」から始まる感情線の核心は、新鋭アーティストDvwn(ダウン)の声色を加えた。Dvwnは、最近ジコが最も注目している新鋭アーティストであり、夢幻の美声とトレンディーな感性が強みである。

「Being left」のミュージックビデオには、演技派俳優ペ・ジョンオクが出演しており、まるで一本の無声映画を見ているような感覚を与える。もどかしい歌詞、穏やかな旋律にペ・ジョンオクの繊細な演技が加わり、ジコが伝えようとした別れの感性が最大限に表現されている。

他にも「THINKING Part.2」には「another level」(Feat. PENOMECO)、「Dystopia」、「花言葉」などが収録され、ソロアーティスト ジコの新譜を待っていたリスナーを満足させてくれるだろう。

ZICO - Official Music Video
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