「IZ*ONE」
「IZ*ONE」
KBSで放送中の人気音楽番組「不朽の名曲 伝説を歌う」の400回記念スペシャルコンサートが、4月4日(木)千葉・幕張メッセにて開催された。「不朽の名曲 伝説を歌う」は、韓国歌謡界でレジェンドと呼ばれる歌手の曲を実力派歌手たちがアレンジを加えカバーし競い合う人気音楽バラエティー番組。

IZ*ONE の最新ニュースまとめ

 「不朽の名曲~伝説を歌う~400回記念スペシャルコンサートin Japan」1部公演では「キム・ヨンジャ編」と題し、「IZ*ONE」、「PENTAGON」、BEN、チョン・ドンハ、ソン・スンヨン、ミン・ウヒョクが、レジェンド歌手キム・ヨンジャのカバーステージを、「日本人に愛される韓国歌謡曲」と題した2部公演では、「NCT DREAM」、「JBJ95」、キム・ジェファン、Ali、GUMMY、チョン・ドンハが、ドラマOSTや人気K-POPアーティストの楽曲でカバーステージを披露した。番組同様、判定団となった観客によって投票がおこなわれ、各アーティストのステージを判定。魅力溢れるパフォーマンスで、レベルの高いバトルを繰り広げた。

 公演はそれだけでは終わらず、特別に準備されたアーティストごとのスペシャルライブステージも披露。感性なバラード、パワフルなダンスなど、多様なステージで観客を楽しませた。

 1部公演のスペシャルステージは、レジェンド歌手キム・ヨンジャからスタート。自身の日本語曲「熱い河」、尊敬する歌手だという美空ひばりの「人生一路」で圧巻の歌声と貫禄のあるパフォーマンスを見せ、会場の雰囲気を一気に高めた。キム・ヨンジャは後輩歌手たちのステージへの期待を口にしながら、「ずっと歌ってきて良かったなと思います。こんな素晴らしい日がくるなんて、とてもとても光栄です」と流暢な日本語でも感謝を伝えた。

 "小さな巨人"の愛称で親しまれる女性ソロシンガーBENは、「180°」で澄んだ歌声を会場に響かせた。「どうでしたか?」と問うと、拍手と歓声で応える観客に、「ありがとうございます。日本語分からないですけど、どんな言葉でもうれしいです!」とにっこりと笑顔。2曲目は「熱愛中」を熱唱。小柄な身体から放たれる、美しくもエネルギーのある歌声は、観客の心を惹きつけた。

 再びキム・ヨンジャによる特別ステージになると、日本の歌謡曲「イヨマンテの夜」と、2013年発表されたが2017年に音楽チャートを逆走し話題となったキム・ヨンジャの「アモール・ファティ」を披露。トロットとEDMをミックスしたノリの良いサウンドで会場を大いに盛り上げ、次のステージへとバトンを渡した。

 続いては、作詞作曲もこなす実力派アイドル「PENTAGON」。今年2月に日本メジャーデビューを果たした「PENTAGON」は、日本ファーストシングル「COSMO」をパフォーマンス。韓国8枚目のミニアルバム「Genie:us」のタイトル曲「SHA LA LA」を始める前には、作曲したフイが「みなさん一緒に!シントブリ!」と声を上げて会場の一体感を高めた。ファンの掛け声が揃う中、エネルギッシュなステージを見せた。

 韓国を代表するミュージカル俳優ミン・ウヒョクは、「こんなにたくさんの方の前で歌うのは初めてだと思います。緊張しますね」と心境を明かすと、ミュージカル「ジキルとハイド」の「This is the moment」を歌い出した。第一声から観客の心を掴み、すぐさまミュージカルの世界に引き込むと、続く「You Raise Me Up」でも大迫力の歌声を届けた。「今後、みなさんと頻繁にお会いしてコミュニケーションがとれる機会を作っていければと思います」とうれしい言葉も残し、今後に期待を持たせた。

 次は番組で最多優勝を記録するチョン・ドンハのステージ。日本のファンについて、「『不朽の名曲』を通して知ってくださったようです」と話し、「今日は特別に日本語で準備してきました」と曲紹介すると、映画「ラブストーリー(原題:The Classic)」のOST「愛すれば愛するほど」がスタートした。感情を込めて歌い上げると、続いては、韓国バンド"プファル(復活)"で活動していた頃の曲「思い出す」で、ロックな歌声で伸びやかなロングトーンを響かせた。

 オーディション番組「PRODUCE101シーズン2」に出演、プロジェクトグループ「JBJ」を経て、現在日韓デュオ「JBJ95」として活躍するケンタとサンギュンは、先月公開したばかりの新曲「AWAKE」と、デビュー曲「Home」でキレのあるパフォーマンスを披露。サンギュンは「このようなとても大きなステージに立つことができて光栄です」と、ケンタは「僕たち2部にも出演します!この後もまだまだステージが待っていますので、楽しんでください!」と呼びかけた。

 続いては「 PRODUCE48」から誕生した話題の日韓ガールズグループ「IZ*ONE」。きらびやかな衣装を身にまとい登場すると、会場は大歓声に包まれた。デビュー後さまざまな記録を打ち立てた「IZ*ONE」だが、「みなさんにたくさん愛していただけたので、ファンのみなさんと会える機会をたくさん作っていきたいです。」(ウンビ)とファン想いな姿を見せ、ステージに臨んだ。デビュー曲「La Vie en Rose」、最新曲「VIOLETTA」で、華やかなパフォーマンスで観客を魅了し、会場の熱気をさらに高めた。

 ラストは、歌唱力抜群の女性アーティスト、ソン・スンヨン。「私が準備してきたのは、『SHINee』ジョンヒョンさんの曲です」と紹介すると、「ヘヤ(Y Si Fuera Ella)」が始まった。感傷的な歌声で観客の胸を打つと、続いては「チングヤ」で雰囲気は一変。「楽しんでください!」と呼びかけると、ラップまでこなすパワフルなステージで最後を締めくくった。




Copyrights(C)wowkorea.jp 0