セクハラ被害男性練習生の父親激白「契約解除を求めたら違約金を要求された」

所属事務所の代表をセクハラ容疑で告訴した練習生たちの親が悔しさを吐露した。

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　サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101」シーズン2に出演した練習生らによって構成されたボーイズグループの練習生たちは、所属事務所の女性代表Aと彼女の妹で投資者の妻Bを相手に今月18日に性的暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反で、ソウル中央地方検察庁に告訴状を提出。練習生たちはAとBに酒の席でセクハラ被害に遭い、そのショックで現在、精神科で治療を受けていると伝えられている。

　所属事務所代表を告訴した練習生Cさんの父親は「子どもたちの状態が非常に良くない。みんな病院に通っているが、そのうち2人は深刻な状態だ。私もこの事件で大きなショックを受け、34日間も会社に出勤できなかった」と怒りをあらわにした。

　またCさんの父親は「日本で会食があり、その場でセクハラ被害に遭った。子どもたちがその事件で大きなショックを受け、これ以上活動できないという状況だった。契約解除を要求すると事務所に来るように言われ、行ってみたら1人当たり10数億ウォン（約数億円）を払うよう言われた」とし、「何もいらないから契約解除してほしいと言うと数億ウォン（約数千万円）の違約金についての内容証明を送ると言ってきた」と事務所から違約金を要求されたと明かした。

　練習生たちは事務所を相手に契約解除などの仮処分訴訟を進めている。またセクハラ容疑でも刑事訴訟まで進めている状況だ。Cさんの父親は「グループの10人全員が現在、仮処分訴訟を進めている。刑事訴訟には直接的にセクハラ被害に遭った6人のメンバーが関わっている」と明らかにした。

　現在までも事務所代表のAは、練習生や親との連絡を避けているという。Cさんは「今日（29日）も連絡したが、全く通じない。昨日（28日）の夜に携帯電話のメッセンジャーで契約が解除されたと送ったが、僕たちは契約解除は法の手続きを経てしなければならないと考えている」とし、「掌で空を覆うことはできない。必ず二人が罰せられるようにする」と述べた。

　一方、所属事務所側は「メンバーがセクハラ被害に遭ったとし、事務所との契約解除を望んでいると聞いている。しかし練習生たちの主張は事実無根だ」とし、「主張されている内容は事実ではない。法廷で明白に真実を究明するつもりだ」と反論した。