配信サイトで圧倒的な人気！「1%の奇跡～運命を変える恋～」の魅力とは？

年間で最もユーザーに支持されたコンテンツを表彰する「GYAO Awards 2017」で、日本を代表する映画『君の名は。』、アニメ「進撃の巨人Season2」と並び、ドラマ部門、ストアドラマ部門の2冠を達成。さらに今年も「花郎<ファラン>」や「オー・マイ・ビーナス」などを抑えAbemaTVにて2018年人気だった韓流ドラマ1位に選ばれた「1%の奇跡～運命を変える恋～」。“2003年に放送されたカン・ドンウォン主演の大ヒットドラマのリメイクが制作される”というニュースが流れた時に、いったい何人がここまでの成功を想像できただろうか？

韓国ドラマ「1％の奇跡」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

　御曹司と平凡な小学校教師が遺産相続のために契約恋愛するという素材も、ハンサムなのに性格は最悪の男性と実直で心優しい女性という組み合わせも、今や目新しさはない。ところが蓋を開けてみれば上記のように多くの人に愛されたのだ。

　脚本を手がけたのはオリジナル版と同じヒョン・ゴウンだった。全26話だったオリジナルに対し2016年版は全16話。話が短くなった分、家族の物語よりも二人の恋愛をテンポよく見せることに注力し、2003年の雰囲気を徹底的に現代的にアップデートしたその手腕は見事だった。さらに、オリジナル版が日曜日の午前中に地上波で放送されていたのに対し、リメイク版はドラマ専門チャンネル「Dramax」と、モバイル動画アプリ「oksusu」での放送だったため、より甘く大人の恋の展開を入れ込むことができた。キスシーンの多さはオリジナルの比較にならない。

　これに主演のハ・ソクジンとチョン・ソミンの熱演も加わった。特にハ・ソクジンは、相手役のチョン・ソミンでさえ台本を読んだ時に「ソクジン兄さんは演じきれるだろうか？」と思うような甘いシチュエーション、甘いセリフを完全に自分のものにして、多くの視聴者を虜にした。かくして、気軽に見ることのできるコメディでありながら、とびきり甘い気分にさせてくれる恋愛ドラマの王道が完成したのだった。

「1%の奇跡～運命を変える恋～」はGYAO、Amazon Prime Video、インターネットカフェ専門動画サービス“韓国TVチャンネル”、AbemaTVほかにて絶賛配信中！