実際の事件をモチーフにした「暗数殺人」、被害者遺族の上映禁止仮処分訴訟が取り下げ=3日より上映へ
実際の事件をモチーフにした「暗数殺人」、被害者遺族の上映禁止仮処分訴訟が取り下げ=3日より上映へ
実話の犯罪を描く映画「暗数殺人」が、計画通り来る3日、韓国で公開される。実際の事件の被害者遺族が、上映禁止仮処分を取り消したためだ。

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 事件の被害者遺族側の訴訟代理人は1日、公式報道資料を通して「実際の暗数殺人被害者遺族が先月30日、映画制作会社より深い謝罪の意を伝えられ、仮処分訴訟を取り消した」との立場を明かした。

 「暗数殺人」は、監獄で7件の追加殺人を自白した殺人犯カン・テオ(チュ・ジフン扮)と、彼の自白を信じて事件を追う刑事キム・ヒョンミン(キム・ユンソク扮)のストーリーを描いた犯罪実話劇だ。

 これを前に先月20日、被害者の遺族(2007年、釜山で発生した殺人事件被害者の妹)は、映画「暗数殺人」が該当事件を同一に描写しているとして、ソウル中央地裁に映画上映禁止仮処分申請所を提出していた。

 これに、制作会社のフィルム295は「不足していると感じる部分について、早急に考える。遅れてしまったが、制作会社は被害者遺族の方々と十分な疎通を経る」とし、「今後、マーケティングおよび広報過程でも、遺族の方々に被害が及ばないよう最善の措置をとる」と謝罪した。

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