女優の故チャン・ジャヨンに強制わいせつをした疑惑が浮上していた元朝鮮日報の記者を起訴した。(提供:news1)
女優の故チャン・ジャヨンに強制わいせつをした疑惑が浮上していた元朝鮮日報の記者を起訴した。(提供:news1)
いわゆる“チャン・ジャヨンリスト”事件の再捜査を進めてきた韓国検察が、女優の故チャン・ジャヨンに強制わいせつをした疑惑が浮上していた元朝鮮日報の記者を起訴した。

チャン・ジャヨン の最新ニュースまとめ

 ソウル中央地検の女性児童犯罪調査部は26日、元記者を強制わいせつ容疑で在宅起訴したと明らかにした。

 検察関係者は「再送の結果、事件の核心的で本質的な部分について、目撃者の供述が一貫しており、目撃者の供述を信じられるような状況が発見された」と説明した。

 また「関連者が実態を歪曲しようという状況、また明確に確認されて起訴することになった」と明かした。検察は今月に入り、元記者のチョを始めとする関係者を数回召喚して調査を進めてきた。

 城南(ソンアム)支庁では、2009年「目撃者の供述の信ぴょう性が不足している」という理由で元記者のチョに対して不起訴処分し、この事件はことし8月4日に公訴時効の満了を控えていた。

 女優だった故チャン・ジャヨンは2008年に酒の席でチョに強制わいせつをされたという内容の遺書を残して自ら命を絶った。

 当時、この事件を調査した京畿道(キョンギド)盆唐(ブンダン)警察署は、チャン・ジャヨンに対する強制わいせつ・接待強要などの容疑を適用してチョを起訴意見で検察に送致した。

 チョがチャン・ジャヨンにわいせつ行為をする様子を目撃したチャン・ジャヨンの同僚Aさんは、警察の調査でチョが酒の席で言った言葉や行動を具体的に供述したことが伝えられた。しかしチョは翌年の2009年8月19日に城南支庁で嫌疑なしの不起訴処分された。

 これに法務部の検察過去史委員会は、ことし5月28日「一貫性がある核心的な目撃者の供述を排斥したまま、信ぴょう性が不足した酒の席の同席者の陳述を根拠に不起訴処分した」とし、「証拠判断に至らない点があり、捜査不足に該当する」と検察に再捜査を勧めた。

 その後、当時の捜査を担当していた城南支庁で再び担当する可能性が提起されたが、チョの住居地と犯罪地を考慮して、ソウル中央地検に割り当てられた。ソウル中央地検は今月1日に関連資料を移管され、4日から本格的な捜査に突入していた。

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