「DAY6」、ベストアルバム「THE BEST DAY」を携え、初の日本単独ライブを開催!(オフィシャル)
「DAY6」、ベストアルバム「THE BEST DAY」を携え、初の日本単独ライブを開催!(オフィシャル)
今年3月に「If ~また逢えたら~」で日本デビューを果たした韓国出身の5人組バンド「DAY6」が6月13日、「DAY6 1st LIVE in JAPAN "THE BEST DAY"」というタイトルの通り、「DAY6」“初”となる日本単独ライブを、東京・渋谷TSUTAYA O-EASTで開催した。

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 この“初”となるワンマンライブを一目見ようと、日本だけでなく、海外からも駆けつけた多くのファンで客席は熱気に包まれた。メンバーがステージに登場すると、大きな歓声をかき消すように「I Wait (Japanese Ver.)」の演奏が始まり、その後も、自分たちの音楽をしっかり聴いて欲しいという思いが込められているかのように「How can I Say」「I Need Somebody」を続けて歌い上げた。

 3曲をノンストップで歌った後、初めて言葉を発したのはリーダーであり、ギター、ボーカルのソンジン。ファンに向けて挨拶をすると、ベースのヨンケイは、多くのファンが集まってくれたことに驚き、キーボードのウォンピルは、「初めての日本でのワンマンライブを楽しみにしていました!」と叫び、続けざまにドラムのドウンは「思いきり楽しんでくれたら嬉しいです!」、ギター、ボーカルのジェイも「一緒に盛り上がって行きましょう!」と、全員日本語で、ファンに向けて思いを伝えた。その流暢な日本語からも、しっかりと今日に向けて準備をしてきたことが伺えた。

 彼らが海外で高い評価を受けているのは、ライブを観れば理解できる。どこか刹那的で、言語や国境という壁を取り払い、聴き手それぞれの解釈で情景を思い浮かべることを許してくれる、そんなサウンドだから世界で戦えるのだろう。この魅力を作り上げている彼らの要素は、全員がボーカルを担えるということ。

 例えば、ソンジンのボーカルは叫びと悲哀に満ちた独特なセンスをもった声である一方、他のメンバーもハイトーンやシャウト、甘い声色やファルセットなど、5人がそれぞれの声色を操ることによって、1曲に多くの表情を与えてくれる。そんな5人の個性の化学反応で生まれるハーモニーこそが、「DAY6」の最大の魅力であることが、今日のライブでしっかりと日本の地に刻み込まれた。

 6月6日に発売したばかりのベストアルバム「THE BEST DAY」に収録の曲も含め、全20曲を歌いあげたDAY6。7月25日には生形真一氏プロデュースによる新曲「Stop The Rain」が発売となる。バンドの形態をとりながらも、ロックという概念だけにとらわれない自由度の高い彼らのサウンドは、誰もが楽しめ、誰もが感動できる。そんな「DAY6」の今後の5人のハーモニーに期待したい。



DAY6 ”I Wait” M/V
DAY6 ”I Wait” M/V




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