幕を下ろした「第68回カンヌ国際映画祭」で、韓国映画は”手ぶら”での帰国となった。(提供:OSEN)
幕を下ろした「第68回カンヌ国際映画祭」で、韓国映画は”手ぶら”での帰国となった。(提供:OSEN)
幕を下ろした「第68回カンヌ国際映画祭」で、韓国映画は”手ぶら”での帰国となった。

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 去る24日(日本時間)の閉幕式と同時に発表された受賞リストには、韓国映画は1作品も含まれていなかった。これにより、去る23日に発表された「ある視点」部門での受賞に手が届かなかったのに続き、韓国映画はトロフィーを獲得することなく、招待だけに満足することとなった。

 「第68回カンヌ国際映画祭」のスタートから韓国映画は、雲行きが怪しかった。3年連続でコンペティション部門進出に失敗したのだ。イム・サンス監督の「金の味」がコンペティション部門へ進出して以降、1作品も同部門へ名を連ねていない。

 しかし、その他の部門への進出は成功し、なんとか韓国映画を救った。「ある視点」部門にチョン・ドヨンキム・ナムギル主演の「無頼漢(ぶらいかん)」と、ソ・ヨンヒ主演の「マドンナ」が招待され、コ・アソン&パク・ソンウン主演の「オフィス」が「ミッドナイトスクリーニング」部門に、またキム・ヘスキム・ゴウン主演の「チャイナタウン」が「非コンペティション」部門に招待された。

 韓国映画のプライドをかけたこれら4作品は、カンヌ現地でも良い反応を得るのに成功した。

 ことしは”手ぶら”での帰国となった韓国映画。来年は屈辱を晴らし、受賞という喜びを分かち合うことができるだろうか。

 一方、「第68回カンヌ国際映画祭」長編コンペティション部門の最高賞パルムドールには、フランスのジャック・オーディアール監督「ディーパン」が選ばれた。


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