(C)2013 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.
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2012年ヴェネチア国際映画祭にて「嘆きのピエタ」で金獅子賞を受賞した鬼才キム・ギドク監督最新作「メビウス」のポスタービジュアルが完成した。

韓国映画「メビウス」のキャスト、公開日、あらすじ

 本作は、第70回ヴェネチア国際映画祭で初お披露目となり、その過激な性描写から本国韓国でも上映制限がされた超問題作で、日本での上映もR18+指定となった。全編に渡り台詞が一切なく、「笑う」「泣く」「叫ぶ」の3つの要素だけで、「性」と「家族」と「人間」を描いた、映画史上最も壮絶なヒューマン・ドラマだ。

 この度完成したポスタービジュアルは、狂気に満ち溢れた仕上がりとなった。表裏が無いことを意味するメビウスの輪の中には、イ・ウヌ演じる母が、狂気に満ち満ちた表情で何かを見つめている。また、拳銃を象徴的に握りしめる父、大胆に足を開く女、上半身裸で恍惚の表情を浮かべる息子が登場し、怪しさ満点。

 メビウスの輪の中にあしらわれた「人間の業が、廻る。」のキャッチコピーには登場人物たちが表裏一体に交錯する意が含まれているという。

 キム・ギドク監督作品に度々出演しているチョ・ジェヒョン、女優人生をかけて出演したイ・ウヌ、韓国映画界の新星と呼び声の高いソ・ヨンジュが出演している。

 映画「メビウス」は12月6日(土)より公開。

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