キム・チュジャ
キム・チュジャ
1970年代に大きな愛を受けた“元祖ディーバ”キム・チュジャが33年ぶりに歌謡界にカムバックすることがわかった。

 所属事務所のパク・イシク代表は11日、聯合ニュースとの電話取材で「1981年まで国内で活動したキム・チュジャが来月ニューアルバムをリリースし、来る5月16~17日にソウル・蚕室(チャムシル)室内体育館で公演を行う」と明らかにした。

 キム・チュジャがニューアルバムを準備しているというニュースは昨年から伝えられていたが、日程が多少遅れた。ニューアルバムには新曲を主軸に、過去に発表したが大衆的なヒットをしていない曲を再編曲して収録されるという。

 特に、キム・チュジャをデビューさせてスターダムに押し上げたシン・ジュンヒョンが作曲した未発表曲も含まれたことがわかり、関心を集めている。

 パク代表は「キム・チュジャが長い時間、縁を結んだ作曲家の方々から贈られた新曲が多く、最近のサウンドに合わせて再度編曲した」とし「シン・ジュンヒョンが過去にキム・チュジャにくださったが、発表していない新曲も収録する予定だ。現在選曲作業を終えて、ボーカルレコーディングが残った状態」と説明した。

 キム・チュジャの国内活動再開は1981年以降、33年ぶりとなる。

 1969年にデビューしたキム・チュジャはシン・ジュンヒョン社団の代表歌手として「遅くなる前に」や「コーヒー1杯」などのヒット曲を出し、大衆的な人気を博した。

 1980年にアルバムを発表し1981年まで放送に出演したが、結婚してからは活動が遠のいた。2000年、米国のニュージャージーやロサンゼルス、ワシントンなどで公演したが、国内では公演やニューアルバムの発表は行っていなかった。

 パク代表は「キム・チュジャは米国公演以外には他の活動をしていなかった」とし「33年ぶりにファンに会うという思いで、キム・チュジャが熱意をもって準備している」と述べた。

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