左からソン・ジェリム、ギュリ(KARA)、チョン・ジフ、チョンドゥン(MBLAQ)
左からソン・ジェリム、ギュリ(KARA)、チョン・ジフ、チョンドゥン(MBLAQ)
日韓で大人気の女性アイドルグループ「KARA」のパク・ギュリ初主演の最新ドラマ「ネイルサロン・パリス~恋はゆび先から~」がTBSにて11月5日より地上波初放送決定。

ギュリ(KARA) の最新ニュースまとめ

 美男ネイリストとして、ロングヘアからショートカットへと ボーイッシュに変身したパク・ギュリは韓国ドラマ最強の男装のヒロインと大きな話題を呼び、ルックスも性格も異なる、3人の魅力あふれる美男ネイリストをチョン・ジフソン・ジェリム、チョンドゥン(MBLAQ)らが演じ、4人が繰り広げる癒し系ラブストーリーの本作。

 パク・ギュリ(KARA)、チョン・ジフ、ソン・ジェリム、チョンドゥン(MBLAQ) の4人が来日、10月22日(火)東京・赤坂TBSにて、日本放送とDVD発売を記念し、来日記者会見を行った。

 会見場にジン役のチョンドゥン、ケイ役、ソン・ジェリム、アレックス役のチョン・ジフそして最後にヨジュ役のパク・ギュリが大きな拍手に迎えられて登場。劇中のヨジュを意識したマニッシュなブラックスーツのギュリ、ネイビースーツのソン・ジェリム、ブラックのダブルスーツ姿のチョン・ジフ、赤いジャケットを若々しく着こなしたチョンドゥンらが壇上に揃うと、集まった多くのマスコミ陣からフラッシュの大歓迎を受けた。

 それぞれがあいさつし、会見がスタート。

<b>-それぞれ自己紹介と役柄の紹介、そして同作の日本放送とDVD発売が決定した感想をお願いします。</b>
チョンドゥン:僕が演じた“ジン”というキャラクターは、とても活発で積極的な性格。いたずらっぽい一面もあるとても可愛らしい役柄なので、みなさんがご覧になって幸せな気持ちになるようにと感じながら演じました。DVDになるということで、とても光栄に思っています。僕も出演した作品がいつかDVD化されたらいいなと考えていたので、実現してとてもうれしいです。

ソン・ジェリム:僕が演じました“ケイ”という役は、少しマッチョで男らしい面がある一方で、バニーと出会うことによって恋の感情が芽生え、小さな女の子の前ですごく緊張してしまうという可愛らしい面もある、二面性のあるキャラクターです。(撮影中は)二面性にこだわって演技をしていました。他の出演作も日本で放送されましたが、こうしてプロモーションで日本に来たのは今回初めてなので、(この作品は)僕にとっては記念すべき作品となりました。これからも素敵な姿をお見せできるように頑張りたいと思います。

チョン・ジフ:僕が演じたアレックスは本当に情にもろく、優しいキャラクターです。ほかの人の出来事を本当に自分のことのように考え、助けるとてもいい性格のキャラクターです。また、DVD化されるということですが、素晴らしいドラマに出演することができ、楽しく撮影することができ、その結果をみなさんと分かち合うことができて本当にうれしく思っています。

ギュリ:まず「ネイルサロン・パリス」が日本で放送することができて、本当にうれしいですし、みなさんに感謝しています。私が演じたヨジュ、ニックネームはバニーですが、ネット小説家の仕事で、性格は短気でちょっとプライドも高くて、恋愛はちょっと苦手なタイプで、自分の心(恋愛感情)にも気づかないです。小説の素材を探している途中でアレックスさんを見つけて、アレックスさんが働くネイルサロン・パリスに男装して潜入します。見て下さい(笑)。

<b>-ギュリさん、男装にチャレンジされましたが、男装はいかがでしたか。</b>
(Before(女性姿)と After(男装姿)の写真がスクリーンに映し出されると「恥ずかしい」とハニカム様子のギュリ)
ギュリ:男装は自分で思っていたよりよく似合ったと思うので、本当にうれしいです。みなさんも、たぶん…そう思って頂ければうれしいです。ドラマの撮影中「明洞(ミョンドン)」という賑やかなところに食事のために行きましたが、誰も全然気づかなくて、ちょっとビックリしました。プライベートのとき、カツラを被ったまま行ったらどうかな~と思いました(笑)。

<b> –みなさん、ギュリさんの男装姿はいかがでしたか。</b>
チョンドゥン:ご覧のとおり、とてもカッコいいです!女性の姿の時と男装の時は全然違いますが、不思議なことにドラマの中では男装した姿がすごくよくて、とても魅力的です。「KARA」として活躍している時とはまた違う姿を見ることができて、僕としては(ギュリさんの男装は)本当に成功したと思っています(笑)。

ソン・ジェリム:韓国では最近「イェップンチャル」という言葉が流行しているのですが、これは“きれい”プラス“カッコいい”、 “きれカッコいい”という単語で、バニーを見るといつもそう思っていました。それだけ上手く演じていたのだと思います。僕には妹がいますが、バニーみたいな弟がいたらいいなと、一緒に演じながら思いました。ギュリさんは男として生まれていても、いい男だったのではないかと思います。
(日本語で)オレの妹は捨てて、バニー(ギュリ)を弟にしたい!(会場は爆笑)

チョン・ジフ:僕は個人的にギュリさんのショートカットのほうが好きなので、すごくいいなと思います。また、役柄もうまく演じていて“バニー”というキャラクターも僕はとても大好きです。女神のようなギュリさんもすごくいいのですが個人的には、男装に戻って欲しいと思っています(笑)。

<b>-ギュリさん、逆に3人が女装したらどうでしょうか。</b>
ギュリ:う~ん(少し考えて)みんな似合うと思います。違うタイプの女性になると思いますね。チョンドゥンさんは可愛くて(チョンドゥンからは「セクシー!」の声が)いえいえ、セクシーじゃない(笑)。可愛くてきれいな女性になると思います。ジフさんは、女性らしくて大人の女性が似合うと思います。ジェリムさんは、もともとモデルじゃないですか。(ジェリムの顔を見ながら)ジェリムさんは、う~ん…しないほうがいいと思います(笑)。(会見場は爆笑)

<b>-ギュリさんの男装したバニーの演技はいかがでしたか。</b>
チョンドゥン:ギュリさんの男装がぎこちなかったら、演技をするのがちょっと難しかったかも知れないですね。ですが「ヒョン(=兄貴)!」と呼びたいくらい本当に完ぺきでした。ドラマをご覧になった視聴者のみなさんが本当に完ぺきな男装だと思えるくらいとても魅力的です。

ソン・ジェリム:撮影中、ギュリさんはカメラがまわると姿勢から変わります。(立ち上がってその様子を再現する)立ち姿も変わって、脚は斜めになるように、ちょっと猫背になり、女性らしい体のラインではなくなるんですね。男らしい演技で、声も低くなります。普段のギュリさんの声は(「あー、あー」と真似て)とてもハイトーンなのですが、バニーになると声がすごく低くて、不自然さはまったく感じませんでした。

チョン・ジフ:僕は最初からギュリさんのことを、女性らしく見えていなかったんです(笑)。ギュリさんは本当にサバサバした性格で、さきほどジェリムさんが「弟にしたいくらいだ」と仰ってましたが、外見とは違うところがあるのでギュリさんが僕のことを(女性が男性を呼ぶ時の)「オッパ(=お兄さん)」と呼ぶと、鳥肌が立ってしまう感じでした(笑)。

<b>-撮影の裏話や思い出に残っているエピソードをお願いします。</b>
チョンドゥン:あまりにもたくさんありすぎます(笑)。急いでオートバイに乗って行き、降りるという僕のオートバイのシーンで、ギュリさんは後ろに乗っていたんです。僕はあまり上手くなくて、降りるときに肘が思いっきり当たってしまってギュリさんを殴ってしまったんです(苦笑)。女優さんとして(殴られるのは)僕が初めてだったと思うので、僕にとっては本当に光栄なことでした(笑)。

ソン・ジェリム: 12月から1月、2月という韓国で最も寒い時期にドラマの撮影をしたんですが、ドラマの中では薄着でなくてはいけなくて、撮影中は寒さとの闘いでした。
寒さで吐く息が白くなってしまうのでセリフを言う時は直前に氷を口の中に入れて冷やして撮影していました。もうひとつ思い出されるのは、ジフ君が雨男なのでどこに行っても雨が降って、それも大変でした。

チョン・ジフ:“雨男”ということですが、なぜか分からないのですが僕のシーンを撮影する時に、本当によく雨が降っていました。スタッフさんや俳優のみなさんに対して、心苦しく思っていました。どのくらいたくさん雨が降ったかというと、僕が撮影をしなければいけないシーンで、8回も雨のために延期になってしまったくらい深刻な状況でしたので、申し訳ないと思っています。それ以外で記憶に残っているのは、ギュリさんとのキスシーンが多かったということです。多分そのことについてはギュリさんが答えてくださると思います(笑)。

ギュリ:初めのキスシーンの話ですけど、ジフさんが見えないカメラアングルでもキスしてくださって。(会場も爆笑)あとでジフさんが「あぁ、知らなかった、ごめん」って謝りました(笑)。ジェリムさんと同じ話ですけど、ドラマの中では季節が春なので撮影中の服は薄着でしたね。公園で子どもと一緒に撮影したシーンがありますが、あの日は(気温が)マイナス13度くらいでした。本当に寒くて、セリフもよく出なかったです。それが一番大変でした。

<b>-ドラマ「ネイルサロン・パリス~恋はゆび先から~」の見所をお願いします。</b>
チョンドゥン:このドラマは毎回、社会的に話題になっている問題を面白く解決していく、といったストーリー展開になっています。あと想像するシーンが非常に多いので、面白くてファンタジー的な要素も含まれているところもあります。他にもありますが、僕はこの辺で終わりにしておきます(笑)。

ソン・ジェリム:撮影現場では本当に楽しく、すごくいい雰囲気で撮影ができました。この作品はヒーリングの要素が込められたドラマでもあるので、撮影しながら僕たち自身もお互いにとても癒やされていました。そういった癒やしのエネルギーが、視聴者のみなさんにも伝わって欲しいと思います。また、ケイは男らしくとてもマッチョなところもありますがバニーと出会うことによって徐々に変わっていく姿が描かれています。その点も観てほしいと思います。また、アレックスとはバニーとの三角関係で神経戦を繰り広げる、そんな恋模様が展開されます。

チョン・ジフ:このドラマは、毎回異なったストーリーが展開されるオムニバス形式のドラマなので、気楽に、リラックスしながら楽しんでいただけると思います。劇中、僕たちが力を合わせて事件を解決していく、そういった部分をポイントに観ていただけたら、楽しめると思います。

ギュリ:「ネイルサロン・パリス」なので、ネイルアートという素敵な見どころもありますよね。そして男装したヨジュとイケメン3人の楽しいロマンスが詰まった、楽しいドラマです。観て下さい。みなさんも、きっと好きになると思います。

<b>-劇中のタイプが異なる3人の男性の中で、ギュリさんが実際につき合うとしたら誰を選びますか。</b>
ギュリ:3人の中でしたら誠実で真面目な性格のアレックスさんを。(「アレックスがいいの?」とソン・ジェリムからツッコミが入る)私は…はい(笑)!

<b>-演じたキャラクターとご自身の共通点と違う点をお願いします。</b>
チョンドゥン:僕がおもいっきりイタズラをしたときが、ジンの半分くらいの姿ではないかなと思います。ジンはいつもハッピーウイルスいっぱいで、まわりを幸せにしてあげる、そしていつも気分がアップしているというところが僕とは違う点だと思います。

ソン・ジェリム:ケイとは共通点がたくさんあると感じました。例えば、人に対してぶっきらぼうな面がありますね。多くを語らず、人を慰めるときも一言だけ声をかけるとか、何も言わずただ肩を叩くとか、そういった姿が似ていると思いました。僕も女性に対してとても奥手なんですね。女性ともし恋愛するのであれば、猫のような関係でありたいと思います。猫のように適度な距離感を保ち、徐々にお互いを知り合っていく、そんな静かな恋をしたいと思うので、その面ではケイはバニーに対してとても積極的だったので少し違うのかなと思います。

チョン・ジフ:僕はもし恋人ができたとしたら、アレックスのように優柔不断な態度はとらないと思います。僕は恋に対してだけは優柔不断ではなくダイレクトな行動をとりますね。アレックスはとても優しい性格ですが、僕はアレックスほど優しい性格ではないのかな…と思います。人の話をよく聞くというところは少し似ているのかもしれません。

ギュリ:私を愛してくれる人を選ぶという点はヨジュの視点と似ていると思います。

<b>-劇中のキスシーンについて</b>
ギュリ:ドラマでキスシーンは初めてなので、ちょっと緊張しました。それで、経験がある人たちに任せました(笑)。

ソン・ジェリム:(日本語で)私にはそうじゃなかったです。彼女はいつもリードしてくれました(笑)。(「違うよ」とギュリの言葉を受けて)同じ経験をしても、こんなふうに感じ方はそれぞれ違うものなのですね(笑)。キスシーンではやはり緊張してしまいました。僕は恋愛からしばらく遠ざかっていたので、キスシーンの時の微妙な頭の角度を忘れてしまったんですね。でもギュリさんがとてもうまくリードしてくれたおかげで、無事にそのシーンを完成することができました。

ギュリ:ジェリムさんは、スキンシップが上手じゃないですよね(笑)。ハグも苦手みたいなので、それは私が教えてあげました。でも、アレックスさんは上手でした。

チョン・ジフ:ギュリさんは僕に配慮しながらリードしてくださったので、僕はただギュリさんについて行っただけです(笑)。最初の1、2回はとても緊張したのですが、お互い仲良くしていく中で、3、4回目には慣れてきて日常的になってしまいました。仕事は仕事です(笑)。

<b>-久しぶりに4人揃っての来日ですが感想はいかがですか。</b>
チョンドゥン:僕は「MBLAQ」として活動していますが、ひとりで日本に来るというのは初めてでしたので、少し緊張していました。でも空港でみなさんに会ってメンバーに会ったような感じがして、とてもうれしかったです。(今日は)緊張していましたがこのように多くの方が(会見場に)来てくださったので、日本の滞在を楽しんでいます。

ソン・ジェリム:僕は3年前に4か月、日本で生活したことがありましたが、来日はそれ以来になります。共演者のみなさんとも6か月ぶりにお会いしました。久しぶりにみんなに会えてとてもうれしく、撮影の時よりうれしさが倍増しています。撮影中のこともいろいろ思い出したりと、本当にこのプロモーションを楽しみに来ました。スケジュールがタイトですが、時間が合えば、みんなと一緒においしいお店に行ってみたいとも思いますが、時間が取れるかどうか分かりません(苦笑)。

チョン・ジフ:今回1年半ぶりの来日になります。それまでは頻繁に日本に来ていました。来日の度に感じますが日本は本当においしいものが多いですし、人々がとても親切なので、日本に対して好感を抱いています。最近はなかなか日本に来ることができないので、日本のドラマをよく見ていて、日本のドラマにハマっています。みなさんもご存じの「半沢直樹」も観ています。「倍返し」ですよね(笑)。僕は日本のドラマを見て日本を身近に感じるようにしています。どうぞみなさんも韓国ドラマをたくさん愛してください。

ギュリ:いつも「KARA」のメンバーたちと一緒に来日していましたが、今回はドラマのメンバーと一緒に新しい気持ちで日本に来て楽しかったです。時間がもっとあったら私が知っているおいしいお店とかいろいろ紹介してあげたいですが、今回のプロモーションの時間があまりないので…次の機会を。

<b>-最後に日本のファンにメッセージをお願いします。</b>
チョンドゥン:僕たちの「ネイルサロン・パリス」、たくさん声援を送ってください。ここまでです(笑)。

ソン・ジェリム:僕たちは本当に楽しんで撮影をしながらこのドラマを作りました。その現場の雰囲気や想い、ヒーリングといったエネルギーが、見ている方々にも伝わって欲しいです。また、見ている方々に僕たちの応援の気持ちも届いて欲しいと思います。また機会がありましたらみなさんとお目にかかれることを楽しみにしています。

チョン・ジフ:韓国ではあまり観ることができないちょっと変わった素材やちょっと変わったジャンルを扱っているドラマなので、韓国ドラマに慣れている方にも、新鮮さを感じて頂けると思います。とても楽しい作品ですので、必ず見てください。

ギュリ:日本のファンのみなさんにも、このドラマをお見せすることができて本当にうれしいです。日本のみなさんも、このドラマを観たら面白いと感じて頂けると思っています。たくさん観てください。

その後行われたフォトセッションの途中、10月22日が誕生日だというチョン・ジフのためにバースディソングと共に、バースディケーキと花束が登場。サプライズプレゼントに「(感激した様子で)びっくりしました(日本語)。このように誕生日を祝って頂いてありがとうございます。この温かい応援とエネルギーを韓国に持って帰りたいと思います。これからも頑張ります。ありがとうございました」と語った。

 最後に「今日はこのように、たくさん来てくださってありがとうございました。『ネイルサロン・パリス』は一生懸命撮影したドラマなので、よろしくお願いします。ありがとうございました。」とギュリのあいさつで記者会見が終了した。

 なお、韓国ドラマ「ネイルサロン・パリス~恋はゆび先から~」は、TBS「韓流セレクト」にて、11 月 5 日(火)より放送開始(日本版主題歌 北乃きい「CHASE THE SUN」)。また、10 月 25 日(金)、ディレクターズカット完全版 DVD-SET1・2(発売元:TBS/ポニーキャニオン/TCエンタテインメント、販売元:ポニーキャニオン)が発売となり、ディレクターズカット完全版 1~6(発売元:TBS/ポニーキャニオン/TCエンタテインメント、販売元:ポニーキャニオン)がレンタル開始となる。

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