コ・ヨンウク
コ・ヨンウク
未成年者への性暴行および、強制わいせつした容疑で起訴された韓国歌手コ・ヨンウクへの刑が控訴審で半分に減らされたことがわかった。

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 ソウル高裁は27日、コ・ヨンウクに懲役5年を宣告した原審を破棄し、懲役2年6か月に減刑した。

 裁判所はまた電子足輪装着期間を10年から3年に、個人情報公開期間を7年から5年にそれぞれ減らした。懲役2年6か月は13歳以上対象の強姦罪のうち「一般強姦」類に適用される量刑基準上、最小量刑である。3年の電子足輪装着命令も法律上、最も短期間だ。

 裁判所は「有名芸能人の身分で被害者の好奇心を利用して犯行に及んだ点など、罪質が悪く実刑が避けられない」と判事した。

 ただしコ・ヨンウクが被害者3人のうち1人と和解し、もう1人が告訴を取り下げた点、真剣に反省した点、芸能人としての名声を失い、今後も芸能活動が不可能に思える点などを考慮して減刑した。

 裁判所は1審で有罪と判断した被害者Aさん関連の3回の犯行のうち2回の犯行を無罪と判断することにした。裁判所は「被害者Aさんが事件当時、13歳を超えていたとしても成人に劣らない経験をしており、物事に対する分別をすることができた」と理由を説明した。

 また裁判所は「幼い女性を好む習癖と再犯の危険性が認められる。芸能人だからといって一般人と異なり特恵を与えることはない」と電子足輪装着命令を維持した。

 しかし「全国民が被告人を知っているため、装着命令は刑罰を2度下すことになる」とし、その期間を大幅に短縮した。

 コ・ヨンウクは2010年7月から昨年12月まで、未成年者3人に対して計5回にわたり性暴行および、強制わいせつ行為を行った容疑で拘束起訴された。



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