映画「26年」、ソウル広場で大規模コンサート

韓国映画「26年」の公開を控えて、これを記念した大規模コンサートを来月16日午後8時よりソウル広場で開催すると制作会社チョンオラムが30日、明らかにした。

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　映画をPRするためにこのような大規模コンサートを開くのは異例のことだ。
　
　「26年 ソウル広場コンサート」というタイトルで2時間行われる今回のコンサートには、映画制作費の募金運動である「制作ドゥレ」会員をはじめ、誰でも無料で参加することができる。

　ソウル広場に設置される野外ステージでは、映画の意義に共感し才能寄付でオリジナル・サウンド・トラック（OST）に参加した歌手イ・スンファンをはじめ、多くの歌手の祝賀公演が開かれる。

　また映画「26年」の映像の一部が公開され、チョ・グンヒョン監督やチン・グ、ハン・ヘジン、「2AM」イム・スロン、ぺ・スビン、チャン・グァン、イ・ギョンヨン、キム・ウィソン、チョ・ドクジェなど、主・助演俳優らがステージに上がり映画について話を交わす予定だ。

　チョンオラム側は「『みんなが一緒に制作した映画、私たちが一緒に見なければならない映画』という意味を再確認するために誰でも参加できるコンサートを企画することになった」と述べた。

　同映画は1980年5月、光州で起こった歴史の悲劇と関連がある組織暴力団、国家代表の射撃選手、現職警察、大企業の総帥、私設警護企業の室長が、事件発生26年後に虐殺の主犯である“その人”を断罪するために作戦を繰り広げるアクション映画だ。

　人気作家カンフルの同名インターネット漫画（Webtoon）を原作にし、「後宮:帝王の妾」や「マイウェイ 12,000キロの真実」、「デュエリスト」、「箪笥」、「恋の罠」などの映画で美術監督をしていたチョ・グンヒョン監督がメガホンを取った。

　なお、同映画は来る11月29日に公開予定だ。