「2AM」
「2AM」
1月29日(日)大阪・梅田芸術劇場にて、K-POPNo.1ボーカルグループ「2AM(トゥーエーエム)」が日本1stツアーとなる「2AM 1st JAPAN TOUR “Never let you go”」のツアーファイナルを迎えた。

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 今回のツアーは「2AM」の真骨頂であるヴォーカルワークが最大限に映える会場として、東京はオーチャードホール、名古屋は愛知芸術劇場など、通常はオーケストラコンサートなどが開催されるプレミアムな会場でのツアーとなったため、チケットは争奪戦となり発売日に瞬間ソールドアウトを記録した。

 ファイナルとなった大阪でも、1,900席という希少なチケットを入手できた幸運なファンが見守る中、コンサートはスタート。「You Wouldn’t Answer My Calls」「Like Crazy」「There Is Nothing More」と3曲続けて披露、「2AM」の美しいハーモニーと韓国一とも評される美しいハーモニーとコーラスワークに会場は一瞬で「2AM」ワールドへ。

 「2AM First Japan Tour“Never let you go”の最終日、大阪のライブにようこそ」「めっちゃドキドキ・わくわくしてます」「これから僕たち『2AM』と一緒に、楽しい思い出を、たくさん作っていきましょう」「きょう、このステージが、僕たちとの思い出作りの1ページ目になれたらと思います」とあいさつすると会場からは大きな拍手が沸き起こった。

 福山雅治の「最愛」のカバーや「2AM」の日本デビューシングル「Never let you go~死んでも離さない~」(1月23日付オリコンウィークリーランキングにて3位)のカップリング曲「笑ってあげられなくてごめん」を次々にパフォーマンスしライブは中盤戦へ。

 ソロコーナーでは各メンバーの個性が色濃く出ており、チャンミンは清水翔太「桜」を熱唱し、スロンはNe-Yo「Beautiful Monster」をクールなダンスと共に、ジヌンはロック少年さながら自身のオリジナル楽曲「LaLaLa」を、チョ・グォンはコミカルなダンスと共に、オリジナル「The Day Confessed」をそれぞれ披露し会場を盛り上げた。

 再びメンバーが全員そろった所で、続いてはKARA「STEP」やWonder Girls「Be My Baby」とガールズグループの楽曲をダンス含めカバー。オーディエンスからはその見事なまでのダンスパフォーマンスに拍手と歓声が上がった。

 そしてライブはいよいよ終盤へ。「2AM」の記念すべき日本デビューシングル「Never let you go~死んでも離さない~」「Lost」と続き、「ここからはアップテンポでいきたいと思います」と「I did wrong」などのダンサブルな楽曲を披露し、「NO.1」で本編を締めくくった。

 そして場内に響き渡る「2AMコール」の中、再び「2AM」が登場。アンコールでは、「Never let you go~死んでも離さない~」のカップリングでもあり、メンバーが尊敬する久保田利伸の名曲「Missing」を含む3曲を歌いあげ、観衆を魅了した。

 「ここで大切なお知らせがあります。僕たち、4月に2ndシングル『電話に出ない君』をリリースすることが決まりました。皆さん、是非、応援よろしくお願いします」とリーダーのチョ・グォンから発表が。最後のサプライズに会場中が大きな歓声と拍手に包まれた。

 「電話に出ない君に」は、日本デビュー曲「Never let you go~死んでも離さない~」の原曲となった「死んでも離さない」と共に、韓国にて大ヒットした「2AM」の代表曲。「2AM」の美しい歌声が映える、美しく切ないバラード曲だ。日本語歌詞バージョンとして新たな作品としてリリースされることとなる。

 歓声が鳴りやまない中、最終公演ということで、さらにもう一曲、ダブルアンコールとして最後の最後に「No.1」をもう一度歌い、「2AM」の日本1stツアー「2AM 1st JAPAN TOUR“Never let you go”」は大盛況に幕を閉じた。

 1月に待望の日本デビューを果たしたばかりの「2AM」。早くも2dnシングルの発売など日本での活動を意欲的に取り組む彼らの2012年の活躍に期待したい。

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