女優イ・ミスク
女優イ・ミスク
韓国女優イ・ミスク(51)が専属契約破棄にともなう損害を前所属事務所に賠償しなければならない、と裁判所が下した。

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 ソウル中央地裁民事合議42部(イ・ゴンベ部長判事)は、芸能マネジメント会社T社がイ・ミスクを相手に起こした損害賠償請求訴訟において、イ・ミスクがT社に1960万ウォン(約133万円)と利子を賠償するよう、原告側の一部勝訴判決を下したと28日、明らかにした。

 裁判所は「イ氏がT社から専属契約金5000万ウォン(約340万円)を受け、2006年1月~2009年12月を契約期間とした専属契約を結んだ」とし、「イ氏が2009年1月に一方的に事務所H社に移り、専属契約を不当に破棄したことから、違約金を支払う義務がある」と明かした。

 続けて、「当初は契約破棄にともなう違約金を2億ウォン(約1300万円)と設定したが、契約内容を見て重すぎると判断し、1億ウォン(680万円)のみ有効とした」とし、「イ氏は、演技者ソン・ソンミがT社から受け取るはずだった出演料及び利子8000万ウォンの債権を譲り受け、違約金と計上することにしたため、この金額を除く残額の賠償責任がある」と付け加えた。

 T社は昨年11月にイ・ミスクが専属契約を一方的に解除し移籍したとして、違約金2億ウォンを支払うよう訴訟を起こしていた。

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