写真提供:NPO法人日韓文化交流会
写真提供:NPO法人日韓文化交流会
ことしで4回目となるNPO法人日韓文化交流会主催の「韓流ミュージックフェスティバル(KMF)2011」が9月19日、東京・渋谷C.C.Lemonホールにて開催された。

2AM の最新ニュースまとめ

 今回は「GFSC希望の和太鼓プロジェクト Drum Hope~奇跡のコラボ~」というチャリティー行事でもあり、東日本大震災で被災した宮城県石巻市立雄勝中学校の生徒たちが特別出演し、和太鼓の演奏でオープニングを飾った。生徒たちは震災で太鼓の大半が流されたが、拾ってきたタイヤにビニールを張り、太鼓の代わりに叩いて練習をしているという。生徒たちの叩く太鼓は力強く、前向きに頑張ろうという気持ちが感じられる演奏に、観客の涙を誘った。

 続けて、今回このステージが日本初舞台となった男女混成グループ「8eight(エイト)」が登場。「8eight」のステージが始まると一気に会場の熱気は高まり、ファンは総立ちに。「8eight」は、「日本で初舞台だが、素晴らしい主旨の公演でより意味深い」と語り、ヒット曲「心臓がない」、「恋を失くして歌う」、「その唇を塞いでみる」を熱唱した。

 その後、パワフルな歌声で優れた歌唱力を誇る女性歌手イム・ジョンヒが、「Golden Lady」や個人的に大好きだという「雪の華」(原曲:中島美嘉)、そして「2AM」チョ・グォンとのデュエット曲「別れに行く道」などを披露した。イム・ジョンヒは「この意味深いイベントに来てくれてありがとう」、「正式なプロモーションをしていないが、暖かく喜んで迎えてくれてうれしい」と語った。

 そして、「2AM」チャンミンと「8eight」イ・ヒョンのプロジェクトグループ「Homme」が日本初お披露目となった。ヒット曲「ご飯だけはよく食べて」、「男だから笑うんだ」を歌った「Homme」は、「初めて日本で公演したが、反応がいい」と語りずば抜けた歌唱力で会場を圧倒した。

 最後に日本デビューを控えている「2AM」が登場した。「2AM」は、「意味深いステージで歌うことができてうれしい」とし、「ぼくたちの歌を聴いて癒されてほしい」と話した。先月誕生日を迎えたメンバーのチョ・グォンを祝い、そして、昨年も同イベントに出演し今回もステージに上がったという意味で一周年を記念し、バースデーソングを会場全体で歌った。その後ろうそくを吹き消し、ファンとともに写真撮影を行った。

 「2AM」は代表曲「狂ったように」、「死んでも離さない」、「悪かった」など最初はしっとりとバラードで聴かせ、後半は「どうしよう」、「LOVE」など明るく楽しい楽曲とコミカルなダンスで、会場を沸かせた。また途中「2PM」の「Again&again」をアカペラで歌うなどし、観客を楽しませた。ファンの歓声に応え、アンコールでは「この歌」を歌いファンを魅了した。

 フィナーレには出演者全員が登場して「NO.1」を熱唱し、終始和やかな雰囲気で行われたイベントを締めくくった。


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