イ・ヒョリ
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韓国歌手イ・ヒョリの4thアルバムに盗作した曲を提供した作曲家バヌスへ2億7000万ウォンの賠償判決が下った。

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 ソウル中央裁判所の民事合議30部(イ・ヒョドゥ部長判事)は、歌手イ・ヒョリの前所属事務所であるCJ E&M(当時、Mnetメディア)が、バヌスを相手に起こした損害賠償請求訴訟で「バヌスは、CJ E&Mに2億7000万ウォンを賠償せよ」という判決を下したと22日、明らかにした。

 裁判所は「バヌスは自身が作曲した6曲(『I'm Back』、『Feel The Same』、『Bring It Back』、 『Highlight』、『ぶらんこ』、『Memory』)をイ・ヒョリの4thアルバムに収録するようにし、その見返りに2700万ウォンを受け取ったが、これら6曲は自身が作曲したのではなくインターネットを通じて、外国の音楽サイトからダウンロードしたものだった」と明らかにした。

 また、裁判所は「このためCJ E&Mは、海外の著作者から著作権侵害による損害賠償を要求されたり、国内企業から盗作による経済的損失を求める賠償を要求されるなど、6億ウォンの損害を負い、盗作疑惑でイ・ヒョリが活動を中断。アルバム発売も中断され、およそ3億6000万ウォンの損害を負った」と述べた。

 バヌスは詐欺と業務妨害、私文書偽造などの疑いで拘束起訴され、昨年10月に刑事裁判1審で懲役1年6か月を宣告された。

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