写真提供:テイチクエンタテインメント
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哀愁漂うハスキーボイスが魅力的な、韓国出身の実力歌手チャン・ウンスクが来る7月20日(水)に新曲「涙の河を渡れない」をリリースする。前作「横浜が泣いている」が有線総合リクエストで1位と好調の波に乗り、新曲でもさらなるヒットを目指す。

 そのチャン・ウンスクに新曲についての魅力などを聞いた。「『涙の河を渡れない』は日本でデビューして16作品目になります。私が最も得意とするソフト・バラードです。歌詞も共感するところがあって、主人公になった気持ちで歌っています。また、覚えやすいメロディなので、是非カラオケで歌ってくださいね」

 明るい曲、悲しい曲と豊富なレパートリーを持つチャン・ウンスクだが、歌詞は今までリリースした作品はすべてドラマチックな物語となっている。印象的なメロディ・ラインとドラマチックな歌詞、これがチャン・ウンスクの魅力を存分に引き出しているのでは。「私の好きな言葉は“ドラマチック”なんです。歌の世界では思いっきりドラマチックに演じて歌い楽しんでいますが、実は楽しいこと、悲しいことなど、その人生すべてがドラマチックなんだと思っています。私はこれからも歌を通じて、ドラマチックな人生を過ごしていきたいですね」

 チャン・ウンスクは日韓の架け橋として歌手活動を展開中。日本でのデビューは16年目だが、母国韓国でのデビューをあわせると33年目になる。両国での長い活躍が高く評価され、2010年春に「ソウル観光大使」、続いて「山清郡観光大使」に任命された。

 山清(サンチョン)郡は、韓国の南方にある韓方薬草や果物など特産品が豊富な町で、2013年の9月から開催される「世界伝統医薬EXPO」のPR活動を展開中だ。「観光大使の任命はいいご縁だと思っています。山清は釜山からバスで2時間ほどのところにある空気がとてもきれいな町で、智異山(チリサン)という美しい山があります。健康促進や療養のために訪れる方が多いです。亀鑑石という大きなパワーストーンもあります。そこで医薬EXPOが開催されることは素晴らしいことと思っています。日本の皆さんに来ていただきたいですね」

 韓国では不動の国民的スターとして尊敬されているチャン・ウンスクだが、本人は気さくで明るく、穏やかな面持ちで日本語を流ちょうに話す。「新曲が出るたびに楽しみにしています。日本語の勉強にもなりますし、私の歌声をもっと多くの方に届けたいですね」と意欲的に語った。

 チャン・ウンスクは、今回の新曲「涙の河を渡れない」の発売を記念しキャンペーンを行う。7月~9月にかけて日本全国を周る予定だ。また、11月には大阪(9日)、名古屋(10日)、東京(28日)でライブ「チャン・ウンスク Jazzy Night Live 2011」を開催することも決まっている。

■チャン・ウンスク日本公式HP(http://www.chang-suu.com/

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