ハン・イェスル
ハン・イェスル
接触事故を起こしたとして、警察による事情聴取が行われていた韓国女優ハン・イェスルが、ソウル江南警察署の調べで無実だったことが20日、確認された。

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 被害者が、事故翌日に病院で全治2週間の診断書を受けたとしていたが、別の医院で針をうってもらった以外には治療の形跡がなく、また事故直後から通常通りの生活を送っていた点などから、特定犯罪の加重処罰法上、逃走車両容疑を適用することができる傷害は受けていないと、警察は判断した。

 また、事故の場面が収められたCCTVを国立科学捜査研究所で精密鑑定した結果、被害者と名乗る人物がハン・イェスルの車両に直接当たった可能性を低いとしている。捜査研究所は、万が一(被害者と)車両がぶつかったとしても、車の進行方向と被害者の姿勢の変化方向がお互いに違っており、被害者とする人物の衝撃は微々たるものであると分析した。同じCCTVに関する警察の鑑定でも、カメラの位置と撮影角度によって実際の接触がなくても、ぶつかったように見えてしまう、との結果が出たという。

 警察は「ハン・イェスルの事故前日(直前)の行動も調べたが、飲酒運転した形跡はなかった」と付け加えた。

 接触事故を起こしたとされていたハン・イェスルは、一般交通事故と同様に交通事故処理特例法が適用されるが、総合保険に加入で「公訴権なし」となり刑事処罰は受けないこととなった。

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