会見に臨むK.Will
会見に臨むK.Will
去る8日、韓国国民から絶賛される実力派シンガーK.Willが東京で単独ライブ「K.Will Concert with Band,Tokyo 2011」(主催:MENTOR Co.,Ltd)を開催した。

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 東日本大震災の影響もあり、ライブの開催が危ぶまれた時期もあったが、本人の強い意向もあり予定通りの来日となったK.Will。公演前に記者会見でK.Willは「(地震の影響を)心配していたが、スタッフの協力、そしてファンの方々の応援で開催することができた。空港ではファンの皆さんの明るい笑顔を見て安心し、僕自身も勇気をもらうことができた」と語った。また、ことし初旬にリリースした新曲「胸がときめく」は、地上波の音楽番組で1位を獲得。デビュー以降、初の1位になったことについては「予想もしていなかったこと」とした上で「歌手を夢みてから20年、そして本格的な歌手デビューから10年を経ての1位となった。絶対に忘れられない瞬間」と、喜びの1日を振り返った。

 会見の後、開催された公演でK.Willはデビュー曲「左側の胸」を歌いながらステージへ登場。歌手としてスタートを切った曲を出だしに選んだことにも、彼の“思い”が詰まっていたのだろう。「ライブで歌ったのは、日本だけ」と語る「ショッピング」は、K.Willが特に好きな曲のひとつだという。“ショッピング”をテーマに、過ぎ去った恋人を思う切ないバラードソングだ。このほか「懐かしくて、懐かしくて、懐かしい」や「チョコレート」、「涙がぽろぽろ」など、K.Willを代表するヒット曲の数々を披露した。

 また、公演の中盤ではマイケル・ジャクソンの世界的なヒット曲「Heal The World」に全ての思いをぶつけるかのように熱唱。間奏部分では日本語で、被災者そして日本へメッセージを読み上げたK.Willは「力を合わせましょう。がんばってください!」と心からエールを送った。

 全ての曲を生バンドで歌い上げ、約2時間の公演を締めくくった曲は、やはり「胸がときめく」と「LOVE119」。2曲ともに、K.Willをトップ歌手へと導いた代表曲だ。「胸がときめく」では、韓国のステージで踊っていたダンスを披露するなど、最後まで「完ぺき」を追及したK.Willらしいステージだった。

 「僕の歌で、たくさんの人が笑顔になればうれしい」と話すK.Willの思いは、訪れた日本人ファン一人一人に強く、熱く響いたことだろう。

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