制作発表会に出席したキム・ナムジュ(左)とチョン・ジュノ=11日、ソウル(聯合ニュース)
制作発表会に出席したキム・ナムジュ(左)とチョン・ジュノ=11日、ソウル(聯合ニュース)
昨年大ヒットした韓国ドラマ『僕の妻はスーパーウーマン(原題:内助の女王)』の続編的なドラマ『逆転の女王』の制作発表会が11日、ソウル市内で行われた。
 
ヒロインを演じるキム・ナムジュの夫役、チョン・ジュノは発表会で、キム・ナムジュが親しい先輩に当たるキム・スンウの妻ということもあり、最初はラブシーンがやりにくい気がしたと打ち明けた。だが、すぐに夫婦らしくなれ、「夫が誰なのか分からなくなるほど、キム・ナムジュさんが(演技に)満足しているようだ」と冗談を飛ばした。
 
同ドラマは結婚で退職した主婦、ファン・テヒ(キム・ナムジュ)が夫の失業で会社に戻ることになり、数々のハプニングを経験するというストーリー。チョン・ジュノは、ルックスはいいものの無能なサラリーマンで、リストラにより会社から追い出されてしまうポン・ジュンスを演じる。
 
チョン・ジュノはジュンスについて、「何かをやろうとするが、社会から拒否される。家でもいつも問題ばかり起こすが、妻を心から愛している男」だと紹介した。
 
また、前作がヒットしシーズン2への期待感が大きく、どうしてもプレッシャーがあるとしながらも、素晴らしい演出家や脚本家、スタッフに恵まれ、良い作品になるだろうと期待を示した。
 
チョン・ジュノは、同ドラマはサラリーマンが共感できるドラマだと説明する。前日に撮影したのは、具合が悪いのに上司の前でビールグラスに注いだ焼酎を一気飲みするというシーンだが、妻が「何でそれを飲むの」とグラスを奪い代わりに飲んでしまう。「このシーンを見れば、普通のサラリーマンなら共感できると思う。ドラマでは、苦しいなか生きてきた庶民の物語をコミカルに見せることができ気分が良い」と話した。
 
バラエティー番組にもレギュラー出演しているチョン・ジュノは、「全力を尽くしてもできるかどうかなのに、あいにくスケージュルが重なり、二兎を追うしかない。疲れてはいるが、やりぬけると思う」と意欲をみせた。
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