制作発表会に出席したソ・ジソブ(左から)、キム・ハヌル、ユン・ゲサン、チェ・ミンス=18日、ソウル(聯合ニュース)
制作発表会に出席したソ・ジソブ(左から)、キム・ハヌル、ユン・ゲサン、チェ・ミンス=18日、ソウル(聯合ニュース)
朝鮮戦争を背景に男2人と女1人の愛と友情を描いたドラマ『ロードナンバーワン』の制作発表会が18日に行われ、主演のソ・ジソブキム・ハヌルユン・ゲサンらが出席した。

キム・ハヌル の最新ニュースまとめ

 主人公ジャンウを演じるソ・ジソブは、「ドラマの全体的なストーリーがとても気に入った。俳優として、新作に出会うたびに一歩前進したいという気持ちになるが、このドラマでも俳優として少しは前に進めたのではないかと思う」と語った。編集されたシーンを見て胸が震えたと述べ、「視聴者もわたしと同じように胸が震えるのを感じられると思う」と自信を示した。

 演じるジャンウは貧しい農家に生まれた軍人。幼いころから地主の家の娘スヨン(キム・ハヌル)に思いを寄せ、家計が苦しくなり医者の夢をあきらめかけたスヨンのため、自ら戦争に赴く。

 ソ・ジソブは、戦闘シーンが多く肉体的にも大変で、精神的にもジャンウをどう演じるべきか、思い悩みながら撮影したと振り返る。「メロ(ベッドシーン)も戦争のように激しく撮影せねばならず、演技が容易でなかった」と話した。

 「ドラマが6・25(朝鮮戦争)の意味をもう一度考えさせる契機になれば」としながら、朝鮮戦争という韓国的な要素を扱っているが、愛と友情という普遍的な情緒を描いているため、海外でも人気を得られるだろうと期待を示した。

 一方、キム・ハヌルはスヨンについて、温かく品があり、犠牲の精神と強い生命力を持つ医師だと説明し、その内面の魅力が大きく、出演を決めたと明かした。

 また、いつ死ぬか分からない切迫した状況で愛を表現せねばならず、激しい感情の演技を求められたと、初めて挑戦した歴史ドラマの難しさを語った。ドラマの背景になった朝鮮戦争については、叔母から戦時の話を聞き、当時のようすを想像したという。

 ドラマ『ロードナンバーワン』は23日スタート。



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