ミニライブでのシン・スンフン=11日、ソウル(聯合ニュース)
ミニライブでのシン・スンフン=11日、ソウル(聯合ニュース)
歌手シン・スンフンがソウル・江南のジャズバーで11日、ミニアルバム『ラブ・オクロック』発売記念ミニライブを開催した。『ラブ・オクロック』はシン・スンフンの3連作ミニアルバムシリーズ『3waves of unexpected wtist』の2作目で、12日にリリースされた。

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 シン・スンフンは、これまではアルバムの起承転結、喜怒哀楽に忠実でいたため、10枚目のアルバムを出した後、自由なテーマで変化した音楽がやりたいと考えミニアルバムシリーズを企画したと説明した。このミニアルバムも、大衆性や興行性より音楽性に重きを置き、実験的に製作した。次の3作目を出した後、11枚目の正規アルバムからはまた、従来のスタイルに戻るという。

 今回のアルバム収録曲は、恋愛に関する5つの感情が時間軸で並べられている。タイトルも『ラブ・オクロック』とつけた。全体的にポップスタイルのR&Bとなっている。

 3~5月にポップス、歌謡曲、ワールドミュージック、ジャズなど5万曲を聞き込みアルバムの構想を練ったが、「シン・スンフンの専門分野は愛と別れ。愛と別れにまつわる感情に深く入り込んでは」とアドバイスを受けた。そのため、とてもセンシティブな音楽に仕上がったと紹介した。「愛と別れは陳腐な素材だが、すべての人が経験する感情。ポップスの名曲もラブソングでしょう。今回のアルバムでは愛と別れを集中解剖しました」と語った。

 また、新作のもう1つのポイントは、「クロスオーバー」だ。ジャンルとジャンルではなく、シン・スンフンの声と今の時代を組み合わせた、時代と時代の交錯だ。

 ”名盤を作る歌手”と呼ばれたいというシン・スンフン。来月18~20日にはソウル・オリンピック公園内オリンピックホールでコンサートを行う。また、デビュー20周年を迎える来年は、春から韓国と日本の共同プロジェクトによるアルバムと公演を計画している。
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